さて、昨日の続きになります。
とりあえず、色々と調べていった結果、複数の要因が重なっていたという事が判明。
まず一個目。
高入力インピーダンス差動増幅用の抵抗がノイズ増幅を行う要因になっていた。
原因は分かりませんが、時たま抵抗の質が悪かったりすると増幅時にノイズが走ったり安定しなかったりするって言う現象は起こりうるので、多分今回もそれっぽいです。
しかし、それを取り除いても、今までに比べればかなり安定した物の、それでも完全に安定したとは言いがたい状態。
それで、さらに突っ込んでみたところ、思いもよらないところにノイズ発生源を確認。
それがなんと、「サーボモータ内部」だったという。
何で、ノイズの集合体ともいえるサーボモータが「思いもよらない」所だったかといいますと、このサーボモータ、ちょっと特別な仕様のもので、サーボモータと対になる制御基盤がセットになっており、その制御基板がサーボモータの動作やら信号やらの安定化などを行っているって言うものなのですよ。
んで、たまーにこの制御基盤のほうの作り込みが甘くって、制御基板から発生したノイズがサーボモータに流れ込むって言う事象もあるのですが、基本的には制御基板側がしっかりしていれば、サーボモータ側の質が多少悪くても何とかしてくれる的なヤツなのです。
にも関わらず。
今回は、サーボモータから発生したノイズが信号線を伝って、制御基板を通過して製品本体基盤にまで流れ込んで悪さをするという事象が発生したというのがどうやら原因。
ちなみに、対になっているサーボモータとサーボモータ制御基板にはわざわざ同じロット番号が刻印されているので、メーカ側は多分わざわざセットで調整や検査してるんだと思うんだけど・・・
今回みたいなノイズが逆流するなんていう事象を検査する項目は無かったのかな?
とにかく、今回、フィードバックが安定しない理由は判明しました。
が、そもそもの根本原因やら対策やらは全く見えてこないというのが現実。
正直、これで「解明しました、良かったねー」とこの件をクローズする事は出来ないような気がします・・・
が、じゃぁ、どうしたらいいのって言う具体案も出てこないのですよねぇ。
さて、どうするどうなる?
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