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2015年01月26日21:57

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20150117-3

承前
2)【美術】八木良太展 サイエンス / フィクション/神奈川県民ホールギャラリー
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「Leprechaun Trap(2014)」
フォト
使い捨てカメラにタイマーが付いている、時間が 4:58
お、これはと思いカメラの前でポーズをとる
カチッ思惑通りシャッターが降りてやったーと思う
あとでカタログを読むと「意識の対象外を捉える」と書いてある
ごめんなさい、「るんばの意識」しか写っていないです
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「Vinyl(2005-2008)」
フォト
Debussy:Clair de Lune
Chopin:Nocturne op.9, No.2
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「Die Verwandlung(2014)」
フォト
プロジェクターに活版が写っている、徐々に活版の文字列が崩れ落っこちていく
初め、氷の上に活版を置いて溶けているのかと思うが
違う、活版自体が融解している華氏451度を遥かに超える温度で
崩れ落ちていく文字が言葉を失うほどの美しさ
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「Rain of Zero gravity(2011)」
フォト
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「Wave Form(2010, 2014)
フォト
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「Sky / Sea(2007, 2010)」
フォト
今回、水槽が浅くて低い
そのため表面張力の美しさはあるが、あざみ野の展覧会で見た
水面下のB面、すなわち Sea の美しさは見られない
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1406602467&owner_id=8808804

「Cicada」もあざみ野ではイヤホンが頭上に吊らされ、降り注ぐ
幽かな音に耳を傾けたが今回の展示は高さに合っていない
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「Planetary Folklore(2001)」
プラネタリウムがあります、と真っ暗な部屋に案内されたが
プラネタリウムなんて繊細なものぢゃない、ただ黒いボウルに穴を開けて光の点を投射するだけ
しかし真っ暗
ベンチもあります、と言われたがベンチがどこかわからない
徐々に分かるようになるが、人が座っているかどうかわからないのでなかなか座れない
それでも目が慣れてベンチに座って、ただの殺風景な部屋に投射された光の点々を見ていると
次の来場者が入ってくる、そのとき分かる
この来場者が作品なんだ、無数の光の点が投射され暗闇に狼狽えているヒトを映し出す
ちょうど首に巻いていた薄いマフラーを広げてみる
ひらひらするマフラーに乗っかる光の点々、透ける光の点々
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ヨコハマトリエンナーレ2014/横浜美術館
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1931918885&owner_id=8808804
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