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2015年01月25日10:05

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最高の悪役ライダー

■凶悪殺人犯が変身する異色「仮面ライダー」の今
(THE PAGE - 01月24日 10:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=177&from=diary&id=3241148


 ニュースを検索していると、まさかの萩野崇のインタビュー。もう13年も前になりますが、今でも人気の衰えない平成ライダー3作目、仮面ライダー龍騎で仮面ライダー王蛇を演じていました。現在のドライブが警察官ということなので、それの対比ですかね。歴代に悪役ライダーは出てきますが、その中でも王蛇は群を抜いていると思います。


 何度かお伝えしてきましたが、龍騎は色々と実験的な作品でして、「仮面ライダーが大量(疑似ライダー含め14人)に登場」、「必ずしも正義の味方ではなく、自分の欲望のためにライダー同士が戦う」、「最終話1つ前で主人公が戦死」と言うところが挙げられます。今でも大好きですね。


 そんな中でこの萩野崇演じる仮面ライダー王蛇こと浅倉威。なんと凶悪殺人犯で収監中という登場。温くなってきたライダーバトルに刺激を与えるため、単純に「戦いたい」という欲望を持ったキャラクターでした。ですので、何でもアリです。


 ライダーの力で脱獄に成功し、早速レストランで人質を取って立て籠もり。さらに、ゾルダのファイナルベント(必殺技)は「近くにいた」との理由でガイを盾にして防ぎ、その後ガイを倒す。ライダー同士の殺し合いを避けようとするライアも倒す。さらに2人のミラーモンスターを強奪。また、因縁のある「自分を無罪に出来なかった弁護士」のゾルダや「自分が殺した女性の妹」であるファムなどとの戦闘もしばしばありました(しかもどっちも倒す)。


 まぁ、こんな感じでTHE・悪役と言えますね。ただ、最後は因縁のゾルダとの戦闘に勝利した後、変身が解けた状態で普通の警察官たちに囲まれ、射殺されるという。ちゃんと散り際もあっけなくしてありますね。龍騎の6年前にシャンゼリオンで「サバじゃねぇ!!」と叫んでいた人とは大違いです。



 ハリウッドで唯一リメイクされたのもこの龍騎。単純な勧善懲悪を越えて、群雄劇をライダーでやったという異色作です。それもシャンゼリオンと王蛇、時代を越えてコンビを組んだ萩野崇と岡元次郎の演技があったからこそと言えると思います。





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