グルメの部屋(828)まさむね 豚カツの不毛地帯で突然脚光を浴びた女性好みの清潔感ある豚カツ専門店
豚カツ ====2015年度ミシュラン東京ビブグルマン��====
住所: 東京都港区赤坂2-8-19 03-3505-3505
(評価)☆☆☆1/2☆(＊評価基準:☆5=毎週行きたい/ ☆4=月1回は行きたい/ ☆3=年一回程度/ ☆2=もう行かなくても/ ☆1=絶対行きたくない）
(コメント)
溜池山王にあるとんかつ屋さんでミシュラン2015のビフグルマンになったので知りました。赤坂はなぜか美味しい豚カツ屋さんが少ないのですが(黒沢ぐらいかな?)、まさかこのような場所にあるとは思いませんでした。地下鉄溜池山王駅の裏手にあり、赤坂の料亭がある界隈で12時前からいつも列ができていて、列がなければ目立たない白い壁の外観です。20分程度並んで入ると中は清潔感ある家庭的なお店でカウンターに五名テーブルに三組程度で満員になるこじんまりした作りです。女性ふたりで店を回していましたが、きびきびした対応で好感が持てるサービスです。注文したのは一番高い上ヒレかつ定食(1,580円)。座って15分程度待たされて山盛りのキャベツに埋もれたヒレカツが登場。肉はもち豚、パン粉は中屋パン粉、揚げる油はこめ油、お米は新潟のこしいぶき、など全てに拘り抜いているという。一口食べるとなんとも柔らかい肉で癖がないとても美味しいかつです。神田の「丸五」のカツが男性的だとするとここのカツはまさしく女性的で柔らかくやさしいのが特徴。とんかつの揚げ色は、濃い目の褐色で200gほど。「レモンを掛けて醤油かお塩で頂くのがお勧めです。」とのアドバイスで4切れのかつを頂きましたが確かに合う。薄い衣は、サクッという感触で口にどんどん入ります。舌の上で、もち豚の脂身が溶けていきます。甘さが広がりたまりません。赤身の弾力は程よい歯ごたえで味わい深いですよ。かなり美味しいヒレかつを頂かせていただきました。多謝。
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