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2015年01月23日18:19

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マクロ経済ネタ(国による借金一部棒引き、2年2%破綻・他

 16日地方紙。自殺者が5年連続で減少し約25000人。17年ぶりの低水準。ただし福島県は前年比10人増。

→ 記事の内容だけから考えるなら、5年連続、なのでリーマンショックからの回復、が第一要因だと思われる。





 21日朝日。今年卒業予定の大卒者就職内定率は昨年12/1時点で80.3%と、2008年とほぼ同じ水準まで回復した。女子は81.9%(前年比+4.7ポイント)と過去最高。男子は78.9%。

→ 女子の内定率上昇に引っ張られているので、男子の内定率はさほどでない。なお上昇はリーマンショック以降のトレンドで、加速度合いや、正規・非正規の別なども見ないと分析できない。





 21日朝日・地方紙。世界的な長期金利低下の流れの中、日本でも10年もの国債の利回りが一時過去最低の0.2%を割った。5年もの国債の金利は一時マイナス0.005%に。金融機関、特に地銀の経営悪化や、年金運用が懸念される。

→ 物価を上げ、国債金利を押さえ込む。以前も論じたとおり、これは国による事実上の借金一部棒引き策。安部ちゃんの狙いは、実はここにあるような気がする。年金のポートフォリオを組み替え国債の比率を下げようとしたのは、株価対策ではなく、国債の価値を下げるつもりだからでは?





 21日朝日・地方紙。経団連は2年連続でベアを容認した。ただし連合が要求するレベルには否定的。

→ 安部ちゃんの顔を立ててベアは容認するけれど、低いレベルに抑えたい、と。





 21日夜のニュース。黒田日銀総裁は会見で、物価上昇率を2%に高める目標の達成時期について、「原油価格の動向によって、多少前後する可能性がある」と述べ、遅れる可能性に言及した。

 決定会合で、量的緩和の継続は決定。

 22日朝日・地方紙。日銀金融政策決定会合で現状維持を決めた。黒田総裁は会見で、2015年度の物価上昇見通しを1.0%に引き下げ、2%目標の2016年度までずれこむ可能性に言及しつつ、「2%」の実現可能性は高いとの見方を示した。

→ 事実上の敗北宣言。正直にそう言ったら経済に悪影響があるから、オブラートにくるんでいるけれど。だいたい、金融政策だけで経済が左右出来るハズもなく。今回のように期限を付けた場合は特に。





 22日夜のニュース。ECB(欧州中央銀行)が量的緩和を決定。月600億ユーロ、来年秋まで。円換算すると日本とほぼ同じ規模の大規模緩和。反対したドイツを押し切り。円相場は乱高下。

→ 単純なユーロ安に振れない、ということは緩和されたユーロが他の経済圏に出てこない可能性を、つまり域内銀行が資金不足な可能性を示しているような。

 で、銀行が資金不足の場合、量的緩和はダイレクトに効く。日本の場合との違い。
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