mixiユーザー(id:36329446)

2015年01月22日19:37

169 view

ジャーナリストの意義

■人質解放へ働き掛け継続=23日「72時間」、安否なお不明―政府
(時事通信社 - 01月22日 17:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=3238304

「国民が安全な地にいながら、世界の真実の姿を知ることができるのは誰のおかげか」と、ジャーナリズムを、自由主義を支える根幹だとことさらに崇高視し、ジャーナリストたちは多かれ少なかれ、自らを社会正義の体現者であるがごとき勘違いをしてはいまいか。
確かに、世界の不条理、理不尽を明らかにし、あるべき理想を追求したいという高い理念を持って世界に眼を向けるジャーナリストもいるかもしれないが、やはり、そればかりではなかろう。
ジャーナリストとしての功名心、功利心、そしてそれを自覚しないまでも、「真実を知らしめす」という正義のために命を賭けるという思いに陶然としている姿があるのではないか。
人の踏み込めぬ領域で、普通の人が知り得ぬ「真実の姿」を発信するのはかっこいいが、こうして社会に及ぼす迷惑を思えば、やはり国の勧告、指示の範囲内での活動に留めるべきなのだと思う。


「自己責任だ、放っておけ」という論調が多いなか、そこまでドラスティックに切り捨てることには抵抗を感じるが、といって、2億ドルの支払いを肯定する気持ちは毛頭ない。
やはり、大方の論調の示すとおり、自己責任を全うしていただくしかないかと思っている。
そして、今も世界の危険地帯を闊歩するジャーナリストたちに、自身の行動の意義を自らに問う契機にしてもらいたいと思う。
1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する