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2015年01月19日13:14

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自由の国アメリカを象徴する…

今回見た映画は、1969年のアメリカ映画『イージーライダー』。

バイク映画のバイブルのような映画で、ベスト100の84位になってます。
当然すでに昔、見ていますが、今回改めて見てみました。
主演はピーターフォンダ。
お父さんは往年の名優ヘンリーフォンダで、お姉さんも美人女優として名を馳せたジェーンフォンダという俳優一家。
趣味はバイクだそうです。
ピーターと一緒にツーリングしていくのがデニスホッパーで、この映画の製作者でもあります。
あと特筆すべきなのが、途中から一緒に旅をすることになる、牢屋で一緒になった酔っ払い弁護士が当時まだ無名だったあの名優ジャックニコルソン。
この映画から脚光を浴びるようになっていきます。

メキシコから持ち込んだマリファナを売って大儲けしたピーターフォンダとデニスホッパーは、フロリダで優雅に暮らすため、バイクのタンクに金を隠し、L.A.から、まずは謝肉祭が開かれるニューオリンズに向かうというロードムービーで、ライダーの一人として、当初の設定の楽しさから一転して悲惨な結末に暗澹たる気持ちにさせられた、タイトルとは正反対の重い映画です。

自由の国と呼ばれるアメリカの自由とは何か?がテーマになっていて劇中、酔っ払い弁護士がその辺を解説してくれます。
ま、銃を持つ自由(リバティ)はあっても、結局は、土地や仕事、家族などに縛られているわけで、それらからも自由(フリーダム)な人間は恐れられ、結果排除される…と。

さて、この映画の象徴とも言えるのがピーターフォンダの乗っていたパンヘッドのチョッパー。
リアサスペンションは無いし、自分だったら1時間も乗ってられないような代物だけど、当時のチョッパー化の目標になってましたね。
なお、先日オークションで1億4500万円で落札だとか。

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