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2015年01月18日09:12

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フジミ 1/72 彗星33型 完成しました。

年末に「流星改」の製作をしくじったので替わりに作り始めた「彗星三三型」が一応完成しました。

「艦これ」つながりだと思っていたのですが、よく考えたら「艦これ」には三三型は登場していなかったのでした(汗)
艦これに搭乗する彗星は一一型と一二型甲でしたあせあせ(飛び散る汗)
まあいいや。

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(長い説明)
「彗星」は九九式艦爆の後継機として愛知航空機で開発された艦上爆撃機(艦爆)です。
戦局の変化により、艦爆にもスピードが求められるようになったので。ダイブブレーキ(空戦フラップ)は使用時にのみ展開するように翼内に納められるなど、様々な工夫が施されました。
水冷エンジン採用により、機首周りがスマートになり水平550km/hの高速を誇りました。

彗星としての採用前に高速偵察機「二式艦上偵察機」として海軍に採用され、後に制式に爆撃装備をした機体を「彗星」と呼称するようになりました。

彗星一一型と彗星二二型はドイツのDB601Aエンジンを国産化した「アツタ二二型」水冷V12エンジンを搭載していたのですが、アツタ二二型エンジンの製作が捗らず、工場には「首なし機体」が続々と生まれる有様。

これを憂慮した海軍は生産に比較的余裕のある「金星」エンジンを搭載するように命じ、「彗星三三型」が誕生しました。

水冷エンジン生産の不調→空冷エンジンへの換装は陸軍の「飛燕」→「五式戦」と全く同じ流れですが海軍の方が事態は少しましだったそうです。

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早速製作に掛かります。
いつものように操縦席とエンジンを製作します。

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あっという間に「士」の字になりました。
フジミの古いキットは許容範囲が大きいので水平、垂直をよく見て決めることが重要だと思います。

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正月休みをフルに活用して、慎重に筆塗りをしてみました。
おかげさまでかなりうまく塗れたのではないかと自負しています。

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「彗星」の特徴として機体の上面(濃緑色)と下面(明灰白色)の塗り分けが波模様になっていることが挙げられます。
いろいろな資料をみても彗星だけ殆どの機体が波模様で塗られています。
塗り方を色々考えたのですが、結局フリーハンドで仕上げました。

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デカール貼りは見事にしくじりました。
日の丸はマスキングテープで書いてみましたがどうだったでしょうか。

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大日本帝国の飛行機の難関「風防」
今回もTUKIMURA HOBBYさんのマスキングテープを使用しました。

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下地色(機体内部色)を塗ります。

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機体色(濃緑色)を塗ります。

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マスキングを剥がします。
今回もなんとかうまく出来ました。

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「彗星三三型」とりあえず完成しました。

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風防から飛び出ている棍棒のようなものは「二式一号射爆標準器」。
急降下爆撃時に操縦手はこれで敵機(空母)に標準を合わせます。

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九九式艦爆と彗星を並べてみます。
全長はともかく、全幅がかなり狭くなっているのが分かります。

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次回も「艦これ」に登場する飛行機です。
タミヤの1/72 特殊攻撃機「晴嵐」(せいらん)を作ってみようと思います。


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