もう20年経つのか...

■阪神大震災から２０年　発生時刻に遺族ら追悼
(朝日新聞デジタル - 01月17日 05:59)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3229951

震災を知らない（経験していない）人も、神戸では多くなってきたようだ。

今後、このような世代も、震災を語り継いでいってもらいたい、と思う。



20年前、自分は、大学受験を目指し、駿台に通っていた。

あの日の早朝、地震か関西であったことは分かった。が、その時は、まさか、あんなに被害が酷いとは思わなかった。

昼に、予備校の日本史の授業前に、当時習っていた安藤先生から、地震の被害者数を聞き、その多さに、凄く驚き、帰宅後、地震後の映像を見て、愕然とした。

地震で、こんなに酷い被害状況を見たのは、初めてだった。地震への備えが必要と思えた。


それで、その地震の被害を伝える映像で、よく、倒壊しかかり、斜めになったビルの映像が使われていたが、そのビルの直ぐ隣に、倒れていない「代々木ゼミナール」のビルが、必ず目に付いた。

その頃、単科講座で習っていた、代ゼミの地理の武井正明先生が、地震の説明をする際に「代ゼミの建物は頑丈なので倒れません」と話していたのを思い出す。恐らくその映像を見てのことだろう。

しかし、建物は倒れなくても、代ゼミそのものが倒れかけて、代ゼミの神戸校は無くなってしまう。

時代の流れを感じる。