メダルウィナーズ・オープン２０１５

そんなワケで代々木第一体育館行ってきました！

初の国際スケート連盟の公式戦です。

なんといっても注目は！
ソチで公約通りロシアに金メダルを齎した皇帝プルシェンコがソチ五輪以降初の公式戦出場！
そして！
忘れもしない２０１０年、不可解と言われた当時の採点方式へ反発して世直しを目指して挑んだバンクーバー五輪。
その金メダリスト、アメリカ代表のライサチェックとの再戦です。
もちろん、バンクーバー以来の直接対決です。
あれから５年。
そろそろ、白黒つけようじゃあないか！！！

久しぶりの代々木第一、初のスケート仕様です。
２階、S席ど真ん中前から３列目。
それほど寒くなく、リンクが見渡せ、かつそれなりの近さ。これは見やすい！

女子からスタート！
スルツカヤが来日！
スルツカヤ選手大ファンでした！
トリノでは応援していたんだけど、とても残念でした。
赤い衣装が印象的でとても美しかった！
ジャンプはちょっと力んだのか回りすぎっぽい感じだったが・・・
とても懐かしかった。

圧巻だったのはカナダのロシェット選手。バンクーバーの銅メダリストですね。
もう、圧巻としか。
圧倒的でした。
技術、表現力共に文字通り頭一つ抜けた素晴らしさ。
観客はみんな感嘆のため息です。さすが五輪のメダリスト。
素晴らしかった。実に美しかったなあ。

日本からは最近何かとお騒がせの安藤美姫が出場。
最後はバタバタで引退してしまったけど・・・
今日はちょっとミスがあったかな。

女子結果・・・
１位・・・ジョアニー・ロシェット選手
２位・・・サラ・マイヤー選手
３位・・・安藤美姫選手

得点以上にロシェット選手が圧倒した女子でした。
ホント素晴らしかった。

ここで後半へ休憩。
４０分位？
トイレの数がそれほど多くなく、気温も低いのでみんなトイレに殺到！
結構長い休憩時間かと思ったが、終わってみれば妥当な時間だったのかも。

さあ！男子へ！

１番滑走は本田武史選手！
本田！長い長い長い間日本男子といえば代名詞であり、第一人者であった本田選手。
ちょっとコンディションが良くなかったのか得点は伸びなかったが・・・
久しぶりに本田の試合が見れて良かった。
大ちゃんや、ゆづるがあるのは本田のおかげだよ！

２番滑走はアメリカのジョニー・ウィアー選手！
女子力の高さに定評があるウィアー。
貫禄の女子力です。
振り付けやスピンが完全に女子の質だね。
実にしなやかで美しい。
ジャンプも時計回りで独特の世界観だったね。
キスクラでの仕草も女子力高すぎで彼の世界をたっぷり味あわせていただいた！
日本でも凄い人気で大歓声だったね。
この時点でトップに！

３番滑走はカナダのジェフリー・バトル選手。
バトルといえばイケメン。
イケメンといえばバトル。
ってくらいのイケメンで大人気だったバトルです。
相変わらずのイケメンぶりです。
彼はホントいい男だよねえ・・・
ウィアーからガラリと変わった男らしい演技。
さすがのトリノ銅メダリスト、技術的にもしっかりしたスケーティングでトップに！

最終グループにはついに！
アメリカのライサチェック！
日本から織田信成！
ロシアからプルシェンコ！

６分間練習から異常な緊張感です（俺が緊張していただけかも知れん）
織田君は６分間練習で４回転を披露。本番でも炸裂か？！

４番滑走はライサチェック選手。
バンクーバーでは失敗のリスクが大きすぎた採点方式により４回転を飛ばないプログラムを採用、金メダルに輝きました。
バンクーバーで現役を退き、あれ以来の試合。
さて、どうか。
曲は定番『ロクサーヌのタンゴ』。
身長１８８センチ、黒い衣装を好むことから『黒い巨塔』とも呼ばれるライサチェック。
実にでかい！
長身を生かしたダイナミックで情熱的な演技です。
曲もうまく音を取り、よくまとまった劇的な演技でした。

でしたが・・・
なんと、これが点がでないんだなあ。
技術構成点が低かったみたいね。
素人から見ると情感豊かでいい演技のようにも見えましたが。
みんなえーーーーーって感じだった。

５番滑走に日本の織田信成選手が登場！
織田くん！！！初めてナマで見ました！
日本を代表して世界と戦ってきた織田選手。
ぜひ、頑張ってもらいたい！

冒頭、練習でも決めていた４T→３Tを豪快に成功！
会場は大興奮だ！
さすが織田殿！！！
４回点初めて見た！やっぱ凄い！
３Aでミスがあったが、素晴らしい演技でトップに！
８４点台でプルシェンコに圧力をかけます。

そして・・・
俺が初めて彼を目撃した、あの２００１年のファイナル以来。
１４年ぶりに日本で試合を行います。

エフゲニー・プルシェンコ。
どんな滑りを見せるんでしょうか。

（後半へ続く！）