今日は朝の5時前から起きてTVをみていました。5:46のNewsも。友人から震災のお話は聞いていました。でも関東の人間として翌年アイランドタワーで打ち合わせがあって行って、話を聞いて、以降3.11まで残念ですが実感することはありませんでした。
神戸市のHPにアップされている震災の時と現在の写真、動画をみて感じるものがありましたのでこれを書いておきたいと思います。
昨年、長田(鷹取)の大国公園へ行ってきました。近くへ用事があったので、ついでだったのですが、
この写真のお地蔵さんを撮影するのも目的の一つでした。偶然知ったのですが、六甲八幡神社の西の鳥居が震災で崩壊して、その柱を、ボランティアで来ていた岡倉さん(あの天心の孫)がせっかくなので利用しようということで地蔵さんと観音さんを彫って、地蔵さんは大国公園へ、観音さんは理性院というお寺へお納めしたとのことでした。
神様と仏様のコラボなので、びっくりして、これは撮影してみたいと思いました。
今 鷹取を降りても、路はみな車(非常用車両も)通れるように整えられていて、そこにある家も新しいですから、震災の時に 消防車が入れず大変だったとか、倒れた家から人を救いだすのは町内会の皆で協力したとかは想像できないくらいです。でもあったわけです。
行った時は日曜日の9時頃だったので、公園は町内会の方々が集まって清掃されていました。やはり街の方々の心持を感じました。
この写真で一枚では 感じがわからないので全体もお見せしておきます。柱を利用されているのがよくわかります。 地蔵さんの下には 魚とかいろいろ彫られています。
六甲八幡神社のHPで、このお話を読むことができます。 他ではないお話です。
趣味の石仏からみた震災のお話の一つです。 合掌
ログインしてコメントを確認・投稿する