1月15日(木) 〔第870回 日記開始から2963日目〕
府中本町を出た電車は北府中に停まる。
駅の隣には東芝府中工場(正式には東芝府中事業所)がある。
この敷地は広く、敷地内にはエレベーターの試験塔がある。
東京スカイツリーのEVが開発されたのは、この塔だそうだ。
また北府中駅の北西には府中刑務所がある。
3億円事件で有名(奪われたのは東芝府中で支給予定のボーナス)なのがここである。
そして府中本町から2つ目の西国分寺駅で下車する。
西国分寺の名の通り、隣の駅は国分寺駅。逆方向は国立駅である。
国立は国分寺と立川の間から出来た地名だ。国立「くにたち」であって「こくりつ」ではない。
この辺りは東京と言っても郊外と言う名の田舎であり地産地消の農作物の販売も多い。
国立には寄らず西国分寺駅から10分ほど南に向かって歩く。
国分寺四小の前を右に折れた先に中層住宅に挟まれた空き地がある。
一見空地のようだが、ここも立派な遺跡である。
ここは以前の日記(12月14日:地元について第31回)で触れた東山道武蔵路の跡。
道路の遺構は調査の後に埋め戻され、ここより北の団地前の道路にも
その跡を見ることが出来る。
左手に描かれているのが国分寺、右手奥が国分尼寺。
奥に見える街が国府(府中)、その先が多摩川となる。
そのまま南下し武蔵国分寺跡資料館へ。
(続)
本日は以上。
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