mixiユーザー(id:2039217)

2015年01月15日00:33

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正義

フランスの新聞社襲撃事件について。
コリアンタウンでのヘイトスピーチでも言論の自由とどっちが重いんだって話が出たと思うけど、なかなか難しい問題だね。

別にイスラム過激派を擁護するわけじゃないけど、「お前を殺して俺も死ぬ!」と思うほど相手が嫌がることを、知っていてわざとやってることは正義なのか。
それでもなおそうしなければいけない理由があってのことなら納得するけど、調べてみる限りそういう理由が見当たらないんだよね。

報道では、全てのイスラム教徒が過激派なのではない、穏健派のイスラム教徒こそがイスラム過激派の最大の被害者だ〜なんてことをいうのだけど、それならば、イスラム過激派を非難するために風刺画を載せていたフランスの新聞社の行為はどうなんだろうね。ムハンマドを描くことで穏健派も含む全てのイスラム教徒を不快にさせているわけで、ヘイトスピーチをしている連中となんら変わらないようにも思えるね。
風刺画もひとつの文化だし、ウィットに富んだ批判は大切なことで批判を封じるような風潮はよくないのだけど、批判するのと侮辱するのは違うよね。

で、

このフランスの新聞社の行為は批判か侮辱か、どっちだったんだろうね。
まあ、そんなの受け取る側の主観の問題かもしれないけどさ。いじめはされる側がいじめと感じたらいじめだって、言うこともあるよね。


もちろん、それはそれとして暴力に訴えるのはよくない、それはほとんどのイスラム教徒が分かっていることだし、僕もそう思う。
だからといって、ムハンマドの風刺画の掲載をやめたらテロに屈したことになるっていうのは明らかに違うと思うよ。むしろ報復の連鎖を加速させ、戦争と民族差別を拡大するだけだと思う。
そこは、機知に富んだ斜め上をいく返しが欲しいところだね。
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