mixiユーザー(id:850977)

2015年01月13日21:26

543 view

2015年冬アニメ 色々と1話感想

今回は簡潔に、今期新しく始まった物や分割二期モノを、一話を観た所感などつらつらと
書いて行こうと思います。

それではまず、新作から。


・純潔のマリア

原作はコミックという事ですが、谷口悟朗監督が指揮を執っている作品。
英仏100年戦争を舞台に、戦争を嫌う魔女が主人公のファンタジーもの。
当時の生活風景や小道具、所作等を詳しく調べて製作しているな、という感じがします。
こういうディテールや考証は詳しく調べないと合ってるとも間違いとも言えませんが、
雰囲気は非常に良い。

主人公の魔女・・・数百年生きてるけど、処女という設定や、スレていないトコなど
違和感も有るオコチャマ感がしますが、そういうギャップが良いんだろうという事かな?

コミックのベルセルクの様な雰囲気もしますし、近年の丁寧に設定を作っている
中世ファンタジーものに加え、見応えが有ると思いました。



・艦隊これくしょん

人気ゲームのアニメ化、位の感じで視聴。
時代や世界観が現代と比べてどう違うのかとか、良く分かりませんでした。

ミリタリーと少女の組み合わせでは、ストライク・ウィッチーズやうぽって! そして
艦船モノでは蒼き鋼のアルペジオが既に有るので、そこに参戦ですからどうしたって
比較してしまいます。
人物のドラマパートではアニメ作画の萌えアニメ、アクションバトルではCGを主体にした
作画で行われていました。

私自身、艦これはキャラクターを何人か知っている位でゲームをしていない為、
見るポイントがアニメありきとなります。
キャラクターも、あの女の子達が艦船なんだよ、と言われればああそうですかと、
割とスンナリ受け入れているのですが・・・。正直微妙でした。
アニメ見てゲームしたいかと言われればNOです。
一話を観たに過ぎませんし、右肩上がりで面白くなることを期待しています。



・夜ノヤッターマン

タツノコプロ製作の、ヤッターマンをベースに持って来たオリジナルアニメ。
但しヤッターマンを知っていても知らなくても楽しめる様には作っています。
ヤッターマンの最終回がどうなったのかなど、もう覚えていませんでしたので下調べを。

ドクロベー様に命令されるままドクロストーンを集めていたドロンボー一味は、
最後のドクロストーンがドクロベー様のアジトに有る事を知り、コンプリートする。
しかし、そのドクロストーン自体がドクロベー様であり、ドクロベーは宇宙に帰って行く・・・。
ドロンボー一味の三人はそれぞれ別の道を歩むが、その道は後に一つに繋がっていた。

まあ、こんな感じでした。

今作はヤッターマンが作った「ヤッター・キングダム」を望む島?に暮らす、ドロンボー一味の
末裔の三人が主人公・・・なのだが、ドロンジョの子孫は子を産み、娘が9歳の時に
病気で倒れてしまう。
娘(主人公)は、ボヤッキー、トンズラーの子孫とお供に、ヤッターキングダムへ母親の
治療に必要な薬を求めて向かうが・・・というスタート。

ヤッターマンは太陽ならドロンボー一味は夜の闇に暮らすもの。
なので視点がドロンボー一味だから、夜ノ ヤッターマン。

作劇や動画など一話に詰め込みつつ文芸も上手く消化し、流石のタツノコ、といったところ。



・ユリ熊嵐

なんかステキなワールドが展開されていて、ウテナなのか何なのか、非常にシュールで
ユリユリした作品でした。

有る時小惑星が爆発し、破片が隕石になって地球に降り注いだ。
その影響で熊が狂暴化、人間を襲い始め、両者の戦いは長きに及んだ。
クマの世界と人間の世界を隔てる断絶の壁を作ったが、クマが人間に化けて
人間の学園に転校してきたところからドラマはスタートする・・・。

自分たちの世界と、外の世界とは隔絶されたカベが有りますよというのは最近のテーマで
良く見かける物の様な気がする。
精神的なモノもそうだし、物理的・地政学的にも当てはまる。

独特な場面造り、画面作り、BGMで進むので、かなり人を選びそう。
ユリがクマに会って、嵐が起こる・・・から来たタイトル。




・蒼穹のファフナー EXODAS

まあコレ見る為に前作のアニメを見たのですが、OVAとか映画版とか観てなかったので、
情報の取得に穴がありました。
作画や効果は流石にとても良くなり、今風になっています。
平井キャラを久々に見た気がする。
前作後半の脚本家がシリーズ構成をしているので、一貫した物語が楽しめそうです。




・銃皇無尽のファフニール

女の子目当てにドラゴンが襲ってくるよ。目的はつがい探し!
主人公は女の子だけの学園に、特別に入学してきた16歳の軍人さんの男の子。
目覚めた能力を使って、ラッキースケベな毎日を過ごしながら女の子を守って
好感度を上げちゃおう! こういうアニメっぽい。

ラノベのテンプレだけをコンボの様に重ね、ウケる要素てんこ盛りで作った枠ですよ。
どこかで見た&聞いた設定や単語が目白押しだから初心者にも優しい作り。

面白いと感じるか、呆れるかはその人次第ですね。
概ねこういう感じのはビジュアルは良く、戦闘アクションも派手です。
設定は何かに似てしまうとか、もうそういうのはある程度しょうがないが、
ここまでテンプレだとはびっくりした。
それでなんとか観れる物になっているというのは何が凄いんだろう・・・?

”よくあるラノベ主人公”とかで検索すると、ガイドラインがもっとハッキリするかもしれない。
主人公が特例的に転入してきて、「妹と同じクラス」とか、美少女との出会いは
ヌード、もしくは乳揉み。「あの人、今朝の痴漢だー!」
いや、あのね・・・。





・ローリング☆ガールズ

キルラキル思い出したがガイナックス製作では無い様だ。
所沢とか、関東方面の地域が舞台。関西住の私はソレがドコにあるのかピンと来なかった。

タイトルとキービジュアル見てさ、私はてっきり女の子四人組がバイクに乗って旅をする
ロードムービーかなんかだと妄想しちゃったよ。
各地で事件とか人情喜劇とかあってさ。
仲間と出会ったり、別れたり、旅の目的を新たに見付けたり見失ったり。
映画のイージーライダーとかバニシングポイントみたいなアメリカン・ニューシネマ。
あんなのだったら良かったのになあ。
いや、キャノン・ボールでもガムボール・ラン(激走5000キロ)でも良いぞ!

フタを開けたらチーム?みたいなのが地域を制覇するとかしないとかの抗争モノでした。
以後、なんか変わるかもしれないけれど。
超人的な身体能力を持つ人間が代理バトルをする、と言う感じOK?




・幸腹グラフティ

メシ作って食って、ってそれにドラマがちょこっと加わる深夜飯テロアニメ。
やたらと女の子の口元を輝かせて大写しさせ、う〜ん、おいし〜い!
そういうのにエロさを感じるも、私の様に生理的嫌悪感を抱くも各自次第。

私はTVCMの、ビールとか食事モノとかが大っ嫌いです。
何かを嚥下するゴクゴクといった音や、咀嚼する音。
目の前の人間だったらそんなの気にもしませんが、強調してそこだけクローズアップされると
途端に逆の印象を受けてしまう人間も居るんですよ。

出て来た料理が美味しそうとか、キャラ可愛いとか言う以前に「気持ち悪い」。
料理デザイナーなる役職がスタッフリストに。こんなの初めて見た。
出来上がった料理は描き込まれているが、料理の器具や台所は超・手抜き。
一人で飯食っても美味しくない、誰かと食べたらおいしいよ! って・・・。
独居してる人間、敵にしてどうすんだよ。
そんなの心の問題で、料理の本質には違いは無いんじゃないか?

まあ、これだけの印象でしたが声優が佐藤利奈でしたので、とりあえず観ます。



・ドアマイガーD

5分アニメ。実質3分くらい?
ロボの顔が「甘」という文字になっている。ド甘いガー・・・。
京都の町に出る巨大怪人?を、ドアマイガーDが作った和菓子で退治するというもの。
和菓子を食べて改心するのではなく、爆発し、元となった人に戻る・・・という描写。
主人公はあまり京都弁を使わず、べらんめぇ口調。
狙ってやってる感がスゴイ。





ココから分割二期モノ。
2014年の夏アニメからの続きです。

・アルドノア・ゼロ

どっこい生きてるシャツの中ッ!
そんなのみんな知ってるよ。「二期一話」ではなく「13話」なので、続きなのですが
物語は17か月後の話です。

この作品は私が思ってる以上に女子受けが良いようですね。
スレインのファンアートの多さにビクーリ。



・東京グール

二期目の一話を、一期の最後に持って来ていたら・・・とか考えちゃいました。
主人公の金木くんの声、アルドノアのイナホくんと一緒の人なんですね。
個性的なキャラが目白押しですから、能力バトルものとしては良い感じ。
流血・スプラッター表現・・・最近はひっくるめてグロ描写、で済ますらしい・・・多目で
規制掛かりまくってますが、原作を読んでいないのでアニメオンリーで楽しんでいます。




・JOJOの奇妙な冒険

エジプト編以降の作劇です。
まあこっちは原作の雰囲気を極力変えず、といった配慮が丁寧にされている為
オリジナルな要素は中々見つけられませんが、JOJOファンの自分としては、
最後までクオリティを保ったまま完走して欲しい所。



以上、つらつらと補足も追加しながら書いてみました。
2014年秋アニメの続きで言えば、
・ガンダム・ビルドファイターズ・トライ
・Gのレコンギスタ
・寄生獣
・SHIROBAKO
なども続いていますので、これらはまた機会を見て書こうかと思います。

まあ感想なんてものはその作品に対して良く書こうと思えば幾らでも書けるし、
逆もそうです。
上の所見を見て、他者なら違う感想が出ると思いますから辛口の部分は抜きにして、
自分で確かめるのが良いと思います。只の一視聴者のベクトルに引っ張られる事無く、
そうした部分は自分に合うか合わないか、それだけですからね。

4 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2015年01月>
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031