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2015年01月07日13:38

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さよなら?ドビュッシー

邦画の『さよならドビュッシー』というのを観た。

資産家の玄太郎の屋敷に玄太郎の長女が、仕事で危険な国に行くからと、娘のルシアを置いていく。
その屋敷には玄太郎の長男の娘、遥がおり、同い年の二人は仲良く成長する。
ある日、屋敷が火事になり、玄太郎と、ルシアが亡くなり、遥は大火傷を負う。
着ていたTシャツの柄でやっと遥だと認識できるほどの大火傷だった。
奇跡的に回復するが、手足は自由に動かなくなる。
それでもピアニストになりたい彼女に、ピアニストの岬洋介が個人レッスンを始める。
幾多の困難を乗り越え、コンクール出場までこぎつけるが、彼女は、そこで好きになったいた岬に、自分が遥ではなく、実はルシアであると告白する。
自分のためにドビュッシーの『月の光』を演奏してくれると約束してくれた遥のために、
今の自分の体力では難しいその曲を何とか弾きたいと語る。

このピアニスト、岬洋介役の人が実際にピアノを弾く場面があるんですが、
普通吹替えを使うところ、そのまま役者本人が弾いてるんですよね。
それもとても難しい曲を。
あとで見たら、この役者、清塚さんは本物のピアニストでした。
そうだよねぇ。

主役の遥役(本当はルシア)は橋本愛ちゃん。
自分はこの子を特に好きな訳ではないのだけれど(髪型がどうもね)よく見るなぁ。
で、これ推理小説でもあるそうだけど、どこが?
遥とルシアが入れ替わってるなんて「Tシャツの柄で判断した」なんてとこですぐわかっちゃったし。
これ、完全に医者の確認ミスだよね。
それをご丁寧にも、遥の写真を見て、元通り?に整形しちゃったってんだからとんでもないヤツです。
途中で気が付けよ!

あと、刑事が出てくるんだけど、これが非常識に失礼なヤツ(顔も相当変)。
こんな刑事いないよ、警察に問い合わせた方が良いんじゃね?ってくらい。
それでも遥を襲っていた犯人はちゃんと捕まえたんだけどね。

それにしても、タイトルのさよならってのがわからない。
なぜドビュッシーにさよならしなくちゃいけないんだ?

と思っていたのだけど、この原作者の他の作品が
『おやすみラフマニノフ』とか『いつまでもショパン』なのだどか(笑)
う〜ん、これは特に意味のないキャッチだったのね。紛らわしいわっ!

なんて文句を言いながらも素晴らしいピアノ演奏に、
単純に音楽スポ根ものとして感動しておりました。

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