埼玉県高校入試の英語第4問の最後には長文をまとめる問題がある。
抽象的に言えば、長文の要旨をまとめる能力をつけることは重要なことである。
断片的な知識を聞くより良いと言えそうだ。
しかしである。
しょせん中学レベルの英語では限界があるのだ。
結局、出題者がまとめたものに4か所穴埋めをするのである。
英語の達人が、持っている語彙力を駆使してまとめるなら面白いが、無理やり中学の単語レベルでかっこに当てはめる単語を探すというゲームに過ぎない。
私は高校入試どころか、大学入試センター試験レベルの英語力は持っているつもりだ。
しかし、この埼玉県高校入試の英語第4問のまとめ穴埋めは満点採れない。
たとえば平成22年の問題では、
おじさんがユイさんに、福島に住んでいた時に互いに助け合い、それを「結い」という。君の名前と同じだ・・・と話す。
で、このまとめ文。おじさんはゆいに福島の( )を話した。(実際は英語)
答えを見て、私は腹が立った。
答え・・・life
中学レベルの単語で無理やりまとめるから、本文とまとめで趣旨がずれる。
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