バットマン考

映画感想文も、文句をつけたい映画の感想文は見苦しいので書かないことにしてから
全然書く映画が無くなってしまった（笑）
そこで開き直って見苦しくても何でも書いてしまおうかと。

最初の血祭（笑）は『ダークナイト　ライジング』。
アメリカの古〜いコミックヒーロー、バットマンのお話ですね。

バットマンは、子供の頃TVでよく見てました。
あの頃はこんな感じのバットマンカーに乗ってましたが

実際にはこのミニカーのモデルはコミック版で、
実写版に使われていたのはちょっと違って、
シートの後ろにロケット発射筒が３本あったのよね。
で当時、そのロケット弾も発射できるミニカーがありました。
コーギー製の１/43で、よく遊びましたがどこかへいってしまいました。
今では絶版で普通の価格では手に入りません。
同じシリーズのボンドカー

こちらは復刻されたので、手に入りました。バットマンカーもぜひ復刻を望みます。
ちなみにこの２台は大英博物館にも収蔵されているそうです。

さて、映画の方ですが、
バットマンはスーパーマンに比べれば、最初から負のヒーローというか、夜のヒーローでしたが
最近は特にシニカルになってしまってます。
昔はもっとマッチョな確信犯的正義漢だった気がしますが、
クリスチャンベールはちょっとバットマンにそぐわないような…
かと言ってファイティングスタイルは知性のかけらもないただのケンカ。
これじゃベインに適わないでしょ。
男のメンツがあるのかもしれんが一都市の命運が掛かってるのに。
あと、ラスボスだったミランダの死があまりにあっけないし、
極悪非道のベインが実は優しい囚人だった…ってのもね。
今更そんなこと言われても〜って感じで。

ただ、女性陣が素晴らしかったです。
吸い込まれるような瞳のマリオン・コティヤールと
キャットウーマンにアン・ハサウェイ！
バットマンが惚れちゃうのも無理ありませんな。
２００４年の『キャットウーマン』のハル・ベリーも良かったけどね。

で、最後に続編の布石のような感じでちょっとロビンが出てくるんですがっ
これ完結なんじゃ？