大晦日に。Ｗ杯個人感想・・・ファイナル！！

　１２月３１日、大晦日ですね・・・。

大晦日、１年の最後だというのに、いや、最後だからこそ（？）、Ｗ杯の個人感想、最終回を書こうと思います♪


１年の締めくくりにふさわしく、優勝したドイツ代表のＦＷ陣をこの大晦日に絶賛しますよ♪


総得点１８点、ＤＦのフンメルスも得点したり、ＭＦのエジル、ケディラ、クロースなども得点がありましたが、やはり得点の多くはＦＷ陣の攻撃が素晴らしかったから奪えたものですね。



　ある意味「交代枠の切り札」的な、アンドレ・シュールレ。その名のとおり、先発での出場はなく、「交代で出てきて活躍する」姿がとても印象的で。出てくれば、得点もそうですが、決定的なパスを送ったり、ドリブルで切り込んでくれたりと、かなり敵陣をかきまわしてくれた印象があります。
ブラジル戦での「ダメ押しのダメ押し」的な２得点は、敵サポーターですら拍手を送ってました（苦笑）・・・。



　ミロスラフ・クローゼ。Ｗ杯通算得点の新記録、１６点を記録してくれました（拍手！！）。２００２年から、都合４大会、ついにブラジルのロナウドの記録を更新！この大会で「記録を抜けるか」注目されていたベテラン、さすがの「嗅覚」で、ついに新記録を達成してくれました！


　ホントに「触るだけ」の得点も、ガーナ戦でありましたが、あの「ポジショニングの素晴らしさ」があったからこそ、Ｗ杯という大舞台で通算１６点もの得点が出来たのだと思いますね。今大会でもそのガーナ戦、ブラジル戦と２得点！ブラジル戦ではその新記録達成の得点でしたが、どちらも記憶に残るいいゴールでした！



　そして。ドイツに現れた若き逸材、「ミラクル・ボーイ」マリオ・ゲッツェ。香川の元同僚（笑）。その香川が「育てた」とも言われていたゲッツェ。最後はこの
ゲッツェの得点により、ドイツはＷ杯優勝を手にしました・・・。



　それまでも、先発で出てたり交代枠で出ていたりはしてまして、それなりに活躍し、得点もしていましたが、「そんなに凄い選手でもないっぽいなぁ」なんて感想を持ってましたが・・・レーヴ監督に、「お前がメッシ以上だという事を世界に知らしめて来い！」と送り出されたそうです。



　で、その決勝戦、交代で出てきても、そんなに走ってる姿も見受けられず、「何だよ、交代で出てきてこれかよ！」と何度思ったことか（苦笑）・・・


　しかし、延長戦の１１３分、ついにその時がやってきます。シュールレが左サイドをドリブル。それにつられたアルゼンチンのマスケラーノのゲッツェへのマークが外れ、そのゲッツェはペナルティエリアの中へスルスル・・・


　左からの若干フワリとしたクロスに、胸トラップ、そしてボールが落ちる前に（！）左足でボレー！！ＧＫをあざ笑うかのように、ボールは逆の右サイドネットへズバリ！！　

　興奮で走り出すゲッツェ！感情を爆発させ集まってくるチームメイト！歓喜の得点の瞬間！！



　試合はそのまま１−０でドイツの勝利！！２４年ぶり、４度目のＷ杯を手にしました！！　決勝戦の得点だから、というのもありますが、このゲッツェのゴール、大会ベストゴールではありませんでしたが、個人的には、非常にテクニックのある、ゲッツェの一瞬の閃きによる、見事な「決勝ゴール」だったと思います♪



・・・さぁ、大トリを飾る人がまだいます！トーマス・ミュラー！！！母国の英雄、「ゲルト・ミュラー」と同姓（なんと父親は同姓同名、ゲルト・ミュラーだそうです（笑））で、同じように「爆撃機」として獅子奮迅の大活躍を見せてくれました！ホントに大好き♪このミュラーの活躍あってこその、Ｗ杯優勝だったとも言えると思いますよ♪


　前文で取り上げました、クローゼの通算得点記録も、このミュラーなら抜けるとすら、思ってます。もちろん何回か大会に出ないとなかなか更新できない記録ではありますけど、ミュラーなら、やってくれるのではないかと思えますね。２大会で、もう通算１０得点を決めてますしね♪


前回のワールドカップから出場し、前回では二十歳にしていきなりワールドカップ・ゴールデンブーツ賞（得点王）、これは史上最年少記録だそうです。そしてベストヤングプレイヤーも。今回はワールドカップ・シルバーブーツ賞（得点ランク２位） にワールドカップ・シルバーボール賞、もちろんベストイレブンにも選出されました。



　得点を振り返ると、もうね、ミュラーの得点シーンは何度みても気持ちがいいんですけど（笑）、まずは初戦のポルトガル戦。ここでいきなりハットトリックですからね（笑）！もうチームも盛り上がるってもんですよ！！ＰＫがひとつあるものの、ＤＦのクリアをブロックしてそのまま左足シュート！そしてチームの４点目は、ＧＫのこぼしたボールに「体が自然と反応したかのように」右足でゴールに押し込み得点！クローゼばりの「嗅覚」での得点でした！


　アメリカ戦では唯一の得点。クリアされたボールがちょうど目の前に！サイドネットへ「狙い済ました」ミドルシュートがズバリと突き刺さりました！



　そして準決勝のブラジル戦。試合は開催国で「サッカー王国」相手、しかしＷ杯史上にも残る７−１という圧勝劇、ブラジル史上最悪の日となったその１得点目は、ミュラーの得点から始まりました。コーナーから味方の「体でのアシスト」もありつつ、ひとりノーマークになったミュラーが右足でダイレクト・ボレー！！いきなりＤＦを切り裂いてミュラーが得点した事により、その後の「怒涛の攻撃」につながっていきました・・・




　得点できなかった場面でも、ＦＷ陣をひっぱり、そして試合によってはＭＦとして「ゼロ・トップ」気味にポジションをとり、チームの攻撃の要として、ホントに大活躍してくれました！！　いやしかしマジで、トーマス・ミュラーが大活躍した大会で、チームが優勝できて良かった。大好きな選手なんで、うれしさ倍増でしたよ☆


・・・Ｗ杯が終わってしばらくも空けながら書いてきた（笑）、このＷ杯個人感想も、これにて終了です。長文をホントに個人感想で書いてきましたが、ドイツが優勝しただけに、最後は特に頑張って書きましたが、読んでいただけましたかね（笑）・・・？





・・・さぁさぁ、今年も終わりです。来年はどんな年になるんでしょうかね・・・？