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2014年12月31日11:33

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デュエル26

今日は大晦日。今日で今年も終わりですね。
と言うことでギリギリ間に合いました!
愛姫&雪鏡vs珠魔 ようやく決着しました!
目標は年内決着でしたが、ギリギリ達成です!


「招かれざる決闘者」 その26


「行くよ!私のターン!」

愛姫 LP 1100 手札×1 魔力 0/25000

「・・・愛姫。」
「うん!ここから反撃だね!私は8000の魔力を払って蜘蛛の拘束を解除!」

愛姫 魔力 8000/25000

愛姫を拘束していた蜘蛛の糸が魔力の光によって引き千切られる。

「・・・これで自由に動ける。」
「あら、それはどうかしら?」
「え?」
「私はアラクニドの効果でトークンを生け贄に捧げ、スコルピオの効果を得る。」

アラクニドは自分の分身を食べ、墓地に眠る蠍の力をその糸で自らの体の中に取り入れる。

「それって・・・」
「トークンが場を離れたことで新たなトークンが生まれるのよ。トークン自体は復活しないけどね。」

アラクニドが食べ散らかした肉片からまた新たな蜘蛛が現れる。

殺戮の聖蟲 無間蜘蛛 効果発動 スコルピオの効果付与
無間蜘蛛トークン コストとして生け贄 効果発動
無間蜘蛛トークン 攻撃力 4500 特殊召喚

「そ、そんな・・・」
「・・・愛姫、落ち着いて!あの効果は1ターンに1度だけ!」
「そ、そっか、それならもう1度4000の魔力を払えば良いんだ!」

愛姫 魔力 12000/25000

「(とは言え、確実にこちらの魔力が押されるのは事実・・・あれ以上蜘蛛を増やしたら・・・)」
「全力で行くよ!手札から『命削りの宝札』を発動!」

命削りの宝札 通常魔法 発動魔力 5000
すべての味方プレイヤーは手札が5枚になるようにデッキからカードをドローする。5回目の自分のスタンバイフェイズにすべての手札を捨てる。

愛姫 手札×0→5 魔力 17000/25000
雪鏡 手札×0→5

「これで手札は十分!」
「・・・私達に残された時間は無い。良い手だわ。」
「うふふ・・・けれど、今のアラクニドはスコルピオの効果をコピーして無敵状態。しかもモンスターをセットしたらそれを破壊する。どうするのかしら?」
「残りの魔力は8000、高魔力のカードは使えない・・・でも、雪鏡ちゃんのサポートならできる!魔法カード『一時休戦』を発動!」

一時休戦 通常魔法 発動魔力 1000
お互いに自分のデッキからカードを1枚ドローする。 次の相手ターン終了時まで、お互いが受ける全てのダメージは0になる。

愛姫 手札×4→5 魔力 18000/25000
雪鏡 手札×5→6
珠魔 手札×2→3

「これでダメージは0!次のターンまでは負けないよ!」
「・・・カードも補充できた。」
「うふふ・・・でも所詮はその場しのぎよね。」

珠魔の言うことは的を射ていた。確かに魔力によって蜘蛛の糸は切断できるようになったが、それにはかなりの魔力を必要とするため主力となるカードを発動できなくなる。しかもターンを重ねるごとに状況は悪くなる。2人は目と目を合わせてお互いに念話を送る。

「(大丈夫、愛姫の手札には高魔力のカードがある。私の手札にも・・・でも、)」
「(これだけの力じゃ多分魔力が足りない・・・)」
「(まずはあのトークンを何とかしないと・・・)」
「さあ、残りたった7000の魔力でどうするのかしら?」
「7000あれば、今の蜘蛛さんくらいなら倒せる・・・でも、完全に倒すことはできないよ。だから、カードを2枚伏せてターンエンドだよ!」

愛姫 LP1100 手札×2 魔力 0/25000 伏せ×4

「モンスターを出さない?ふふ・・・考えたわね。」

モンスターを出さなければ無駄にモンスターを死なせることも操られることも無い。

「・・・私のターン。」

雪鏡 LP 100 手札×6→7

「・・・愛姫。」
「うん!」
「・・・貴方の蜘蛛はここで終わりよ。」
「うふふ・・・無限に増える不死身の蜘蛛にどうやって勝つつもりなのかしら?」
「・・・地獄の蜘蛛は無限じゃない。」
「あら、どういう意味かしら?」
「・・・死ぬごとに数を増やす蜘蛛、だけど、それが無限に続けば阿鼻地獄は蜘蛛で溢れかえるはず。」
「そうね。」
「あの地獄、すっごく広かったけどあの蜘蛛さんがいたのは一部の地域だけだったね。」
「・・・地獄は無限に広がるわけじゃない。ちゃんと大きさがある。」
「えっと・・・どれくらいだっけ?」
「・・・およそ、直径が12.2億キロメートル。太陽のおよそ877倍。」
「ほへぇ・・・雪鏡ちゃん、相変わらず計算早いね。」
「・・・でも、無限に増える蜘蛛がいるとしたらたった1日で地獄は蜘蛛で埋まってしまう。」
「え?どうして?」
「・・・説明しても良いの?」
「う・・・やっぱり良いや。」

ここから先は数学的な話になるので愛姫の頭では理解ができず、愛姫は混乱してしまう。コンピュータのように正確な演算ができる雪鏡とは違い、愛姫は数学にはめっぽう弱い。
取り合えず、大きさが無限でなく決まった数値で表せるならば、無限に増えるものがあるといつかは埋まるとだけ説明しておいた。

「そ、それで蜘蛛さんはどうして地獄では増えないの?」
「・・・そう、それが答え。つまり、増殖をコントロールする方法があるってこと。」
「うふふ、さすが雪鏡ちゃんね。それで、どうするつもりなのかしら?」
「・・・まずは増殖を止めること。その上で本体にとどめを刺せば倒せる。」
「へえ。」
「・・・愛姫!」
「うん!雪鏡ちゃん、いつでも良いよ!」
「・・・私は1000の魔力を払って魔法カードを発動。」

雪鏡 魔力 1000/25000

「あら、蜘蛛の拘束を敢えて受けるつもり?」
「・・・拘束を解除したら貴方は新たな蜘蛛を呼ぶ。それでは私の魔力が足りなくなる。」
「あら、なかなか良い勘してるじゃない。」
「魔法カード『廃ビル落下』!」

廃ビル落下 通常魔法 発動魔力 20000
フィールド上のすべてのモンスター及び相手フィールド上のすべての魔法・罠カードを破壊する。

雪鏡 魔力 21000/25000

「上空から巨大なビルが!?」
「・・・異世界から召喚された破壊プログラム。これで全部終わり。」
「雪鏡ちゃんともあろう者が血迷ったのかしら?蜘蛛を破壊すれば、新たな蜘蛛が生まれるだけ!」
「違うよ!これが私と雪鏡ちゃんの全力全開!速攻魔法『魔法融合』!」

魔法融合 速攻魔法 発動魔力 融合する魔法カードと同じ魔力量
魔法カードが発動した時に発動できる。その魔法カードと手札または墓地の魔法融合によって決められた魔法カードまたは罠カードを除外し、エクストラデッキの合体魔法カード1枚を発動できる。

愛姫 魔力 11000/25000

「魔法融合?」
「・・・私の『廃ビル落下』と、」
「私の墓地の『エンジェリック・シールド』を融合!!」
「魔法カード同士を融合ですって!?」
「・・・そう、強力な魔法を組み合わせれば、」
「限界を超えた超魔法を発動することができるんだよ!」
「これは・・・まさに絆の力。」
「・・・廃ビルは立ち入り禁止のエリアを形成。」
「エンジェリック・シールドが不可侵の空間を創り出す!」
「「合体魔法!『不可侵結界 ザ・ロストワンズ・ウィーピング』!!」」

不可侵結界 ザ・ロストワンズ・ウィーピング 合体魔法 発動魔力 30000
「エンジェリック・シールド」+「廃ビル落下」
次の自分のエンドフェイズまですべてのプレイヤーは10000ポイントの魔力を払わなければ特殊召喚できない。

「特殊召喚を封じるカード!?」

落ちてくる廃ビルを軸にして不可侵の結界を作り出す。これで逃げ場も無ければ、新たに増援を呼ぶこともできない。まさにロストワンの号哭だ。

「・・・これで『廃ビル落下』の効果を合わせれば、」
「その蜘蛛さんを破壊できるんだよ!!」

魔法融合は速攻魔法、魔法発動と共に発動するので本体が除外されても通常魔法の効果は生きる。これにより相手フィールド上の全カードは破壊され、ロストワンズ・ウィーピングの効果でトークンの特殊召喚を封じることができる。

廃ビル落下 通常魔法 相手フィールド全破壊
魔法融合 速攻魔法 魔法カードを融合
廃ビル落下・エンジェリックシールド フィールドと墓地から除外
不可侵結界 ザ・ロストワンズ・ウィーピング 合体魔法 特殊召喚不可

「うふふ・・・見事だったわ。でも・・・残念ね。」

廃ビルがすべてを叩き潰したかに見えた。だが、その煙が納まるとまったく無傷の蜘蛛が1体だけ残っているのが分かった。

「え!?」
「ど、どうして!?」
「確かにトークンを生み出す力は封じられたみたいだけど・・・フィールドに舞い戻る力は特殊召喚じゃない。つまり、その結界じゃアラクニドは倒せないのよ。」

アラクニドのフィールドに戻る効果は「フィールドに戻す」なので「特殊召喚する」わけではない。故にこの結界では蜘蛛の本体までは倒せなかった。

「くっ・・・」
「そ、そんな・・・まだ、力が足りないの・・・」
「・・・私はモンスターとカードを1枚伏せてターンエンドよ。」

雪鏡 魔力 21500→0/25000 ターン終了により魔力回復

雪鏡 LP 100 手札×5 モンスター×1 伏せ×1 魔力 0/25000

「さて、あたしのターンね。」

珠魔 LP 8400 手札×4

「アラクニドの力は大分封じられたけど、それも結界が続いている間だけ。取り合えず、そのモンスターは消えてもらおうかしら。」
「・・・くっ。」

アラクニドがその強靭な牙を守備モンスターに突き刺す、そこに現れたのは異次元の女戦士、D・Dアサイラント。本来ならば戦闘破壊された相手モンスターを除外する効果を持つ。だが、アラクニドは除外されてもまたフィールドに戻ってくる。

「うふふ・・・『D・Dアサイラント』なんて壁にしかならないわね。蜘蛛は除外されてもフィールドに舞い戻る。トークンはもう生み出せないみたいだけどね。」

殺戮の聖蟲 無間蜘蛛 攻撃力 4500 攻撃
D・Dアサイラント 守備力 1600 戦闘破壊 効果発動 除外
殺戮の聖蟲 無間蜘蛛 除外 → フィールドに戻る
無間蜘蛛トークン 特殊召喚不可 

「あたしはこれでターンエンド。次のターンでおしまいにしてあげるわ。」

珠魔 LP 8400 手札×4 魔力 530000/530000

「・・・愛姫、次にあいつのターンを渡したらもう勝てない。」
「このターンで珠魔ちゃんを倒さないと。私のターン!」

愛姫 LP 1100 手札×2 

「・・・愛姫!」
「うん、私は魔法カード『魔法石の発掘』を発動。手札を2枚捨てて、墓地の死者蘇生を手札に戻す。」

魔法石の発掘 通常魔法 発動魔力 1000
手札を2枚捨てて、墓地の魔法カード1枚を選択して発動する。その魔法カード1枚を手札に加える。

雪鏡に倣って蜘蛛の拘束を完全に解除せず、行動による魔力の制約を受ける。

愛姫 魔力 1500/25000

「死者蘇生?」
「『死者蘇生』で『青眼の究極竜』を復活させるよ!」

不可侵結界の中でも10000の魔力を払えば特殊召喚ができる。死者蘇生の発動魔力と青眼の究極竜の維持魔力を合わせても十分召喚は可能だ。

死者蘇生 発動魔力 2250
青眼の究極竜 維持魔力 4500
愛姫 魔力 17750/25000

「うふふ・・・青眼の究極竜を生け贄にして青眼の光龍でも呼ぶつもり?でも、蜘蛛の敵じゃないわ。」
「・・・甘いわ。リバース魔法発動!速攻魔法『魔法融合』!」
「また魔法融合!?」
「私の死者蘇生と・・・」
「・・・墓地の『エンジェル・ポーション』を融合する。」
「「天に響く魂の歌声・・・その核に触れた声で張り上げて!!合体魔法『天上楽曲・天樂』!!」」

天上楽曲・天樂 合体魔法 発動魔力 20000
「死者蘇生」+「エンジェル・ポーション」
墓地から「死者蘇生」によって特殊召喚されたモンスターと同じレベルのモンスターを召喚条件・蘇生条件を無視して可能な限り特殊召喚できる。

「この効果で死者蘇生するモンスターと同じレベルのモンスターを召喚条件、蘇生条件を無視して特殊召喚できる!!」
「・・・ロストワンズ・ウィーピングの縛りは私が払って、」

無間蜘蛛 制約魔力 500
魔法融合 発動魔力 4000 (エンジェリック・ポーションの発動魔力)
特殊召喚 制約魔力 10000
F・G・D 維持魔力 5000

雪鏡 魔力 14500/25000
愛姫 魔力 22750/25000

「墓地にいるレベル12は1体だけ・・・『F・G・D』を特殊召喚!!」

天に響くような神がかり的な楽曲が演奏され、それが死したるモンスターに再び生を与える。青眼の究極竜と共鳴して現れたのは5つの首を持つ魔龍ファイブ・ゴッド・ドラゴンだ。

「うふふ・・・素晴らしいわ。でも、残念だけど・・・貴方達の魔力がもう限界が来ているじゃない?」
「はぁはぁ・・・た、確かに・・・もう残りの魔力はほとんど無い。」
「それじゃあアラクニドを倒すなんて無理な話よね。」
「・・・それは違う!」
「え?」
「私達は・・・私達を互いに思う心がある。そんな私達を見守ってくれる人がいる。」
「・・・私達は孤独じゃない。これが私達に大きな力をくれる取って置きのカード。
『無限のお菓子袋』!」

無限のお菓子袋 速攻魔法 発動魔力 10000
自分の限界魔力量が相手より少ない場合に発動できる。このターン、自分の限界魔力量は倍になる。次の自分のターンのエンドフェイズまで魔力の使用はできなくなる。

無間蜘蛛の制約 魔力 500
無限のお菓子袋 発動魔力 10000
雪鏡 魔力 14500→25000/25000

「甘い甘いお菓子が私達に力をくれる・・・」
「・・・これでこのターンだけ、使える魔力は倍になる!」
「え!?」

無限のお菓子袋 通常魔法 限界魔力倍
愛姫 22750/25000→50000
雪鏡 25000/25000→50000

「珠魔ちゃん、言ってたもんね。50000の魔力があれば」
「・・・技術と戦術でどんな相手でも倒すことができるって。」
「行くよ!魔法カード『Endroll A』を発動!」

Endroll A(エンドロールエー) 通常魔法 発動魔力 1500
墓地の融合によって決められた魔法カードを除外して発動する。エクストラデッキからその合体魔法カードを発動する。この場合、合体魔力の本来の発動魔力を払わなければならない。このカードの発動に対してチェーンはできない。

無間蜘蛛 制約魔力 500
Endroll A 発動魔力 1500
愛姫 魔力 24750/50000

「合体魔法はお互いの魔力を共有して発動できる。だから・・・今これが発動できる!」
「「これが、今私達ができる限界を超えた最強の力!」」
「この力・・・今の二人の力ではありえない・・・」
「・・・合体魔法、ザ・ロストワンズ・ウィーピングと」
「合体魔法、天樂をさらに魔法融合するよ!」

エンドロールAの楽曲が墓地に眠り魔法カードに力を与え、その先に新たな世界を生み出す。これにより2枚の魔法カードが合体を遂げる。

「「超合体『全知全能の言葉』を発動!!」」

全知全能の言葉 超合体魔法 発動魔力 50000
合体魔法カード×2
フィールド上の全てのモンスターを素材としてエクシーズ召喚を行う。このエクシーズ召喚は無効にはできず、素材とならなかったモンスターは消滅する。この効果によって召喚されたエクシーズモンスターの維持魔力はこのターンのみ0となり、そのモンスター以外のすべてのカードの効果は無効となる。またこのカードはいかなる制約も受けない。

全知全能の言葉 発動魔力 50000÷2 1人25000
愛姫 魔力 24750→49750/50000
雪鏡 魔力 25000→50000/50000

「ぜ、全知全能の言葉・・・それは兄さん、いえ貴方達のパパだけが使える本物の超魔法。」

ありえないほどの超魔法の登場に珠魔でさえも驚愕する。この超魔法はあらゆる結界の制約も受けずにエクシーズ召喚を可能とする。特殊召喚を封じられていても発動魔力さえ払えばその封じる効果を無視して特殊召喚が可能なのだ。フィールド上の全カード、当然相手モンスターをエクシーズ素材にできる。その上、素材にできなかったモンスターはデュエルから消滅する。最初からデッキに組まれなかった扱いとなる。まさに神を越えた超魔法だ。

「うん、私達が2人に別れる前のことはよく分からないけど、」
「・・・パパが力の使い方を教えてくれる。」
「フィールドの青眼の究極竜、F・G・D、そして・・・」
「・・・貴方のアラクニドを使ってオーバーレイ!」
「くぅ!?」
「3体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築・・・」

フィールドの3体のモンスターが光となり特別な結界を生み出す。

「全知全能の言葉をほら、聞かせてよ!」
「・・・煮え立ったデイズで命灯を絶つ!」
「「エクシーズ召喚!」」

2人の声に木霊してフィールドに地響きが起こり超常的で爆発的なエネルギーが巻き起こる。

「「お願い!ここに来て!『青眼の神龍(ブルーアイズ・ゴッド・ドラゴン)』!」」

青眼の神龍(ブルーアイズ・ゴッド・ドラゴン) 維持魔力 50000
神龍族/エクシーズ・効果 神属性 ☆12
「青眼の究極竜」を含むレベル12モンスター3体以上
このカードは上記のカードによるエクシーズ召喚によってのみフィールドに出すことができる。このカードのエクシーズ召喚は無効にはできず、このカードが受けるカードの効果は有効か無効かをこのカードのコントローラーが決定する。このカードが相手モンスターを攻撃または効果によって破壊したとき、そのモンスターをこのカードのエクシーズ素材とする。このカードに5つのエクシーズ素材が乗ったとき、デュエルに勝利する。このカードのエクシーズ素材を1つ取り除くことで以下のいずれかの効果を発動する。●フィールド上のカードを1枚破壊する。●このカードの攻撃力は相手のライフポイント分だけアップする。●このカードがフィールドを離れる場合、それを無効にする。
攻撃力 5000 守備力 5000

そこに現れたのは青眼の光龍をはるかに超える大きさと威圧感を放つ超神龍。その美しさと気高さがすべての生き物をひれ伏させる。そんな絶対的な存在感がそこにはあった!これこそが青眼の白龍の最終進化、青眼の神龍(ブルーアイズ・ゴッド・ドラゴン)だ!

「ブ、青眼の神龍ですって・・・」
「・・・エクシーズ素材にすれば、フィールドを離れる扱いにならない。」
「不死身の蜘蛛さんもこうすれば倒せるんだね!」

Endroll A 合体魔法発動
不可侵結界 ザ・ロストワンズ・ウィーピング 墓地より融合素材
天上楽曲・天樂 墓地より融合素材
全知全能の言葉 合体魔法 強制エクシーズ召喚
青眼の究極竜 ★12 エクシーズ素材
F・G・D ★12 エクシーズ素材
殺戮の聖蟲 無間蜘蛛 相手の場からエクシーズ素材
青眼の神龍 攻撃力 5000 ☆12(ランク12) エクシーズ召喚

「・・・そう、実際の無間蜘蛛も定期的に専用の捕食者が数を減らしているの。」
「雪鏡ちゃん、すごい!」
「・・・私の力じゃない。私と愛姫の力よ。」
「うん!」
「・・・これであの蜘蛛は倒した。愛姫、行くよ!」
「うん!『青眼の神龍』の効果発動!オーバーレイユニットを1つ使って!」
「・・・青眼の神龍の攻撃力は相手のライフポイントだけアップする!」

神龍の咆哮が大地を揺るがし、珠魔でさえもその波動に怯みを見せる。

青眼の神龍 効果発動 攻撃力 5000→13400 ORU×3→2

「攻撃力・・・13400!?」
「・・・貴方はすでに魔力を使い果たした。」
「もう『先天性自虐快楽症』を効果も無いよね!」

珠魔の先天性自虐快楽症(ナチュラル・ボーン・マゾヒスト)は魔力が無ければその効果を発動できない。魔力を使い切った珠魔に青眼の神龍の攻撃を防ぐ手段は無かった。

「「『青眼の神龍』!プレイヤーにダイレクトアタック!!滅びのゴッド・ストリーム!!」」
「うわあああ!!!」

青眼の神龍 攻撃力 13400 直接攻撃
珠魔 LP 8400→0

勝者 愛姫&雪鏡

「はぁはぁ・・・勝ったよ。」
「・・・うん、私達の勝ちだね。」

2人の絆が強敵を打ち倒した瞬間だった。ボロボロとなった2人はその場に座り込んで安どの表情見せ、お互いに微笑み合った。

・・・・・


今日はここまで。
何とかギリギリ決着できましたね。
2人の力を合わせれば珠魔に勝てる!そんな場面でした。
作中で使った廃ビル落下と無限のお菓子袋はC・トベルトさんからの提供でした。
おかげで良い感じに仕上がったと思います。ありがとうございました!
無間蜘蛛をエクシーズ素材にするって案、蟹座さんが出してくれた案にとても近かったです!
合体魔法は、せっかく融合魔法カードがあるんだから魔法カード同士も融合できたら良いのにって思って出来上がりました。
最後に合体魔法は全部、鏡音リン曲が元ネタです。
使ったのは「ロストワンの号哭」「天樂」「Endroll A」「東京テディベア」でした。
東京テディベアは一番好きなので一番良い所で活躍させたかったのです(^^;)
それぞれすごく良い曲なので是非聞いてみてください!

それでは今年一年、これに付き合っていただいてありがとうございました!
来年はまた誰かを登場させてぼちぼちデュエルしようと思います。
その時はまたよろしくおねがいします!
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