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2014年12月31日10:05

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こうしたケースで、

■80歳母は溺死、娘は凍死 大阪・生野の住宅遺体
(朝日新聞デジタル - 12月31日 00:44)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3207837
母親が力尽きたときおきた悲劇なんでしょうな。
周囲が気遣っても、母は健気に娘を一人で守り続けようとしてたかも。

うちの近所でも、障害があった娘を道連れに、老齢にかかった父親が、母親が旅行中に、入水心中したことがあった。

静かで穏やかな人柄の人望のある父親だったけど、同情や感傷を拒むモノを彼が秘めてたことに、障害児の遊びボランティアしていたワタシも気づかなかった。


ワタシは、東京の渋谷近くの、ちょっと古びた住宅地に棲んでいるのだが。

噺は角度が変わるけど、今年は町内での老人の孤独死が相当あったと、近所の民生員のおばさんから聞いた。

近所に住む娘たちは、長男とかに責任をおしつけて、その長男も週に一度程度訪れるだけとかで。
かなり認知症が進んでいるといってやっても、面倒がってか、長男も娘たちもなかなか認めないとかで。

最後は、苦悶の表情も生々しく、老人が孤独死していて。
当然ながら、司法 解剖がはいったとか。
事後、長男は、菓子折りを持って「お世話になりました」と、民生委員のところに、ニコニコやってきたとか。
そうゆう常識があるんなら、菓子折りの前に、もっともっとすることが、たくさんあったんでないのか?
親の廃棄処理を、菓子折りで済ませる神経が、ワタシにはわからん。
愛憎が、浅いのかな?

これって、「未必の故殺」というか、「不作為による傷害殺人」にならないのかな?
「認知症の老婆が一人死んでも、だれも困らないから、事件にはならない」?

聞けば、子どもたちは、それぞれ全うで健全な、いっぱしの生活をおくっているそうで。

そうした都心の一軒家に取り残されて孤独死する老人たちは、どんな子育てをしたのか知らないけど。
子どもたちは出世して、近所にそれぞれ独立したんでしょうから、「銃後の母」の「覚悟の自決」なのかしら?

そんな老いた親の、日々の様子すら見えない子どもたちは、それも一軒や二軒じゃなくて、近隣で何軒もあったと聞くと、何が因果でと、心が凍えてくる。

世間が関心があるアベノミック風に言えば、地価が下がってマイナスになるんでないかな?


ワタシも来年は70歳。
どうせヒトは死ぬんだから、どう死んでも構わないのだけど。

面白いもんで、とっくに亡くなった親父もお袋も、彼等の性格、生き様を凝縮した形で、お袋は「医者の言うことを、聞かず」、親父は「医者の言うことを、守りすぎて」、死んでいっている(笑)
周囲の呑み仲間も、それぞれ思うままに、酒で死んでいる。

ヒトは、死に方まで、かたくなに生活習慣病を貫くらしい。

だから、その柔軟さがないと、いろいろなことがおきる。

子どもが選べないなら、高倉健さんみたいに、オコゲでも腐女子でも、気心が知れただれかと、気楽な付き合いを広げておくことも、老人としては死に装束なのかも。


それにしても、近くに住む親を孤独死させる大都会の子どもたちの薄情さというか、無関心さというのは、変態よりタチが悪るくねえか?

しかも民生員から聞いた、そうした町内の老人孤独死の数は、町内に出る痴漢や下着泥棒よりも、桁違いに多い。
.

国は少子化対策に力を入れるとかだけど、それ以前に、今生きてるヒトを孤立させない工夫が、先じゃないかな?


ワタシは今年も、嫁の母親や義弟夫婦や姪たちと、ワイワイ口論しながら、例年通りの歳の瀬をむかえたけど。

この煩わしさこそが、最新鋭の武器も買えない庶民には、集団自衛権なんだよね。

今年後半、若いキュレーターと称する芸術プロデューサーたちと付き合っているけど、ヒトとの付き合いの基本がわかっていない。
で、自分たちだけの、幼稚な体験と知識だけで、固まろうとしたがる。
排除の論理が先行するから、基本的マナーの段階で、信用を失なうことを、平気でしてしまう。
だから、結果ヒトも集まらない。


ヘイトスピートと力に頼りたがる短絡ネトウヨは、そう育てた親が悪いな。


来年は、いろいろかたくなヘイトスピーチの研究の年になりそうだな(笑)


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