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2014年12月30日15:50

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小川洋子 平松洋子「洋子さんの本棚」集英社2015年


小川洋子 平松洋子「洋子さんの本棚」集英社2015年

奥付は2015年1月10日、アマゾンでは発売日は1月5日になっていますが、2014年12月29日現在、岡山市の大型書店では平積みになっていました。岡山県関連本の扱いになっているのでしょうか。


 221頁、小川洋子先生が少女時代のアイドルが掛布選手だったため、まわりに女友達がいなかった、というのは爆笑しました。「俺物語」がそのころあればまた変わったかもしれません。

 本と人生を語る対話集です。
 読書家で知られる小説家・小川洋子氏先生とエッセイスト・平松洋子先生。
  同世代(昭和37年と33年生まれ)で同郷(岡山県岡山市と岡山県倉敷市)のお二人が古今東西の 名作を入り口に、文学とおんなの人生の来し方 行く末を語り尽くした対話集です。
 それぞれの本棚から飛び出した30冊と1本に、ケストナー、増井和子、タブッキ、白 州正子、倉橋由美子、深沢七郎、藤沢周平、オースター、西原理恵子などなどです。
語られるのは、少女時代の思い出から人生の旅立ちまで、ものごころついてからぜんぶといったところでしょうか。

巻末に抱腹絶倒の「人生問答」を附録としてつけています。これはほんとに笑えます。
 同世代の既婚女性向のようです。
「青春と読書」2015年1月号32頁以下に「洋子さんの本棚」スペシャルという記事があります。刊行のあとに小川洋子先生・平松洋子先生のかわした直筆手紙が掲載されています。


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