mixiユーザー(id:50717)

2014年12月29日11:06

61 view

米軍に空爆されても自己責任で

東京在住の夫妻 イスラム国へ?
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3205659

イスラム国のニュースにおいて、最近色々と思うのは
北朝鮮と似たような手口だと言うこと

北朝鮮は1950年代後半から1970年代初めまで
「人民の天国」と称され、そこに行けば衣食住の不安もなく
共産主義的な理想な暮らしが出来るとされ、
当時の韓国が軍事独裁政権だったこともあり、日本でもそういう見方を
多くの文化人な方々がしていた

だが、実際はソ連と中国の援助で成り立っていた国であり
援助頼み国家ゆえに国内への投資は不十分であり、
ソ連崩壊後は、慢性的に飢饉と生活の崩壊に苦しむことになる

共産主義の崩壊後は、イスラム原理主義が取って代わった
イスラム国は、インターネットでの宣伝と自分達に都合の悪い情報は
虐殺も含む手段でシャットアウトし、恐らく湾岸エリアからの豊富な
資金も得て、若者に給与と、そして名誉(生きがい)を与えると宣伝した
そして、戦地で功績を挙げた者は、古来の戦争のように女性を含む
略奪の権利を与えたというわけだ

彼らは、多くの敵を作り、特に攻撃対象となりかつ人的リソースが
不足気味なクルド人達は女性も戦場に向かっている。
彼女達にしたら、家族や親族を殺し自分達を売り飛ばすような存在に
屈服するなら、武器を取り戦うことを選ぶ

米軍の本格的な空爆が始まった時、日本の評論家達は例によって
米軍の空爆は大した効果が無いかのごとき言動をしていた
だが、9月以降イスラム国の拠点は徹底的な空爆に晒され
昼も夜も移動の自由は奪われ補給に困難を来した。
クルドとは対立していたトルコも国内での移動を許可し、クルドは
シリア国内の孤立した拠点に補給や人員の交代が出来るようになった
おまけに、イラク北部の油田地帯を一時完全制圧したイスラム国は
軍資金を確保するために、支配地域の原油をダンピング価格で輸出
これは、皮肉にも今日の原油価格暴落のトリガーの一つになった

この夫婦は、既に物資不足と命令系統が危機状態に陥ってる地域に
飛び込むことになる。
恐らく混乱に乗じて輸送を行う部隊に便乗するだろうが、それ自体
空爆対象リストの上位だ
無事に目的地に着ける確率は五分五分程度で、その後もいつまで生きられるかは不明だ

ま、勝手にするがいい、救出されたければ日本と半同盟関係にあるNATOの
拠点まで自分でたどり着くことだ

0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2014年12月>
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031