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2014年12月28日23:02

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井伊直弼の隠密 村山たか女「花の生涯」

☆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ありがとうございます。今日もすべてに感謝します。
 世界中のすべての方が幸せにありますように!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・☆   
 2014年 平成26年 
 12・28(日)



    井伊直弼の隠密 村山たか女「花の生涯」
    京都一乗寺の金福寺をお参りする(2)

     

 姫野です。
 今日京都は昼頃までは陽も射していましたが
 午後からくもり夕方から雨の一日でした。
 

 ど〜も、いかがお過ごしでしょうか。


 僕は冬季休暇に入り、今日はのんびりと過ごしています。
 北大路のビブレでクリーニングを出し、スポーツクラブ
 で軽く汗を流しました。
  その後、餃子の王将でレバニラ炒めと餃子(880円)
 をいただきました。


 鴨川では鴨をはじめ水鳥たちが元気に
 泳いでいました。


   打ちよする 波や千鳥の よこ歩き

                蕪村


 執着しない、こだわらない、さからわない
 そんな態度を鳥に学ぶ気がします。



 さて
 金福寺をお参りしたお話の続きです。

 金福寺は芭蕉・蕪村と関係が深いのですが
 もうひとり、幕末の女隠密(スパイ)
 村山たか女が晩年14年間尼僧として
 過ごしたお寺です。


 村山たか女の人生をざっと観てみましょう。
 あなたはどう感じられるでしょうか。

 村山たか女は波乱の人生を送ります。

 出生からして謎があります。
 多分ということでのお話ですが


 今も滋賀県で有名な多賀大社ですが
 父は多賀社の院主、母は多賀社般若院の
 住職の妹との間に生まれます。
 
 しかし、世間体をはばかり、たかは
 多賀社寺侍の娘ということで村山氏に
 預けられて育ちます。


 幼少のころより歌や舞いを仕込まれ
 若くして二条家・九条家に仕え18才のとき
 彦根藩主 井伊直亮(なおあき)の侍女となります。


 21歳のとき侍女を辞して、京に出て舞妓になります。

 23歳のとき金閣寺の僧と深い仲になり
 子供をもうけます。産まれた男子は世間体をはばかり
 この子も金閣寺の寺侍多田氏に預けられます。


 27歳のとき滋賀の般若院に戻ります。

 31歳のとき、埋木舎(うもれぎのや)で
 井伊直弼に運命的な出会いをし愛人となります。


 ここで、井伊直弼(いいなおすけ)の話しを少し。

 安政の大獄・桜田門外の変で有名な井伊直弼です。
 
 井伊直弼は、彦根藩主井伊直中の14男として
 生まれます。

 17歳で300俵の捨扶持で部屋住み暮らし
 となり彦根城下の「埋木舎」で暮らします。

 直弼はしかし腐らずに、ここで文武を磨き
 多分野を貪欲に学びました。

 直弼の師の長野主膳、村山たか女ともこの流れ
 でここで知り合います。


 直弼31歳のとき
 第14代藩主で兄の直亮の世子であった井伊直元が死去
 したため、兄の養子という形で彦根藩の後継者に決定。
 江戸へ下ることになります。

 
 村山たか33歳のときです。2年の愛人関係でした。
 直弼の直筆の書を貰い、たか女はこれを生涯の宝
 とします。今も金福寺でご覧になれます。


 たか女は長野主膳とも深い仲になり
 大老直弼、京都守護職の長野主膳の隠密(スパイ)と
 して尊王攘夷派の情報収集にあたります
 
 
 しかし
 その後、桜田門外の変で井伊直弼は44歳で暗殺。
 長野主膳は48歳で打ち首。


 たか女58歳のとき息子とともに隠れていたたか女も
 捉えられ、息子多田帯刀は目の前で斬首。

 たか女は女だからということで斬首は免れ
 三条河原で柱にくくりつけられ3日3晩
 生きさらしにされます。


 三日後助けられ、ここ金福寺に入り尼になり
 明治9年(1876)68歳でこの寺で亡くなられました。
 

 さて
 村山たか女の生涯をどう感じられるでしょう。
 作家舟橋聖一氏は「花の生涯」と名付けて小説に
 されました。


 あなたもよろしければ
 芭蕉・蕪村・村山たか女を偲べる
 京都一乗寺の「金福寺」をお参りしてみて下さい。
 僕はお薦めです。

 

 ではでは
 愛を込めて!
 姫野 修一郎(Himeno Shuichiro)


 今日も笑顔でニコッとね。


 何であれ、そこに愛が流れてこそ
 はじめてこころから楽しくなります。
 

 僕の自費で印刷した本「なぜ生きる」を
 お読みいただけると嬉しい。
 
 本の少し詳しい内容とお求めは
 http://himeno3.blog89.fc2.com/


 幸せはごく自然な
 あなたの命の本来の属性です。


 よろしければ、お参りして一息入れてみて下さい。
  (聖心寺・聖心神社)
  http://seisinji.net/index.html
 

 姫野修一郎のブログ「ただあるがままに」
 http://siawase1.at.webry.info/

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 生涯かかっても実現できないような
 大きな夢を持ちなさい


 できると信じればできる。



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