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2014年12月28日04:58

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「猪瀬直樹氏の5000万円騒動」>に、

辛坊治郎メールマガジン

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第199号(12月19日発行)「猪瀬直樹氏の5000万円騒動」
第199号(12月19日発行)「猪瀬直樹氏の5000万円騒動」

2014年12月19日発行




辛坊治郎メールマガジン第199号(12月19日発行)
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目次
1.今週の時事ネタ
2.週刊物欲情報
3.ハイパー駄洒落クリエーターN氏のダジャレ日記
4.近況
5.出演情報・著書のお知らせ
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1.今週の時事ネタ

今回は、先週書き始めた、猪瀬直樹氏との会食記録です。前回はご飯を食べた
猪瀬さんの事務所のある西麻布界隈の話を中心に書きましたが、本日は核心の
例の5000万円話です。どうです?皆さん、覚えてますか?

まず記憶を呼び覚ましてもらいましょう。猪瀬さんが都知事になったのはちょ
うど2年前の12月ですが、その選挙の告示直前、猪瀬さんは徳洲会病院グル
ープ総帥の徳田虎雄氏との面会に病室を訪れ、お金を用立ててもらうことにな
りました。その後、徳田虎雄氏の次男で国会議員だった徳田毅氏から議員会館
で5000万円を受け取り、銀行の貸金庫にしまいます。ところが、この前後
に徳洲会病院の内部で紛争が勃発し、長年徳田虎雄氏と共に歩んできたグルー
プの全ての金の流れを知る病院事務総長が、徳田氏の親族とけんかしてクビに
なったんです。この男はその直後、徳洲会グループがかかわった過去の選挙違
反事件の証拠や、裏金の流れを記した帳簿など一切合財を捜査当局に持ち込み
ます。検察はこの情報を元に内偵を進め、去年の9月に関係各所に強制捜査に
入り、虎雄氏の娘などが芋づる式に捕まりました。証拠を検察に持ち込んだ事
務総長は、徳洲会側から逆に横領で訴えられて、こちらは未だに公判が続いて
いて、拘置所の塀の中です。

受け取った5000万円を金庫にしまっていた猪瀬さんは、徳洲会の各所が選
挙違反事件で強制捜査された直後に、全額返金しています。5000万円から
500万円が右翼団体一水会の木村三浩氏に渡っていましたが、返金の直前、
猪瀬さんはこれを回収して満額を返しています。

猪瀬氏が5000万円を徳田氏に返したのが昨年の9月25日、この直前の9
月7日に2020年東京オリンピック招致が決まり、両日の中間の9月17日
に検察の強制捜査が入っています。徳洲会の事務総長が検察にタレこんだのが
その半年ほど前であることを考えると、検察はオリンピック招致の結論が出る
まで強制捜査を待っていたってことですね。その二か月前、7月21日に猪瀬
さんの奥さんが息を引き取っています。

おさらいです。猪瀬さんは一昨年の11月に徳洲会から5000万円受け取り、
500万円を木村氏に渡し、残りは手を付けずに貸金庫に保管していましたが、
徳洲会に捜査のメスが入った直後に全額返金したんです。

この段階では、一連の動きについて、関係者以外に話は一切漏れていません。
ところが、昨年11月22日の朝、朝日新聞が全国版でこの一連の流れを記事
にしました。誰が何の意図で朝日に情報をリークしたのかについては、いくつ
かの仮説が成り立ちます。猪瀬さんはこれについて独自の見立てを披露してく
れましたが、真偽のほどは分かりません。

猪瀬さんの話を紹介する前に、その後明らかになった客観的事実をいくつかお
話ししておきましょう。徳田虎雄氏の手元には過去に最大7億円程度の裏金が
現金で存在したという話が今年の秋に読売新聞に掲載されました。この金はど
こから来たのかと言うと、徳洲会が全国に病院を建てる時に、ゼネコンから総
建築費用の一割程度が虎雄氏の元に裏金として現金で運ばれる慣習になってい
たんだそうです。ようするに元々この金は、徳田氏の病院が支出したものなん
ですが、建設会社を迂回することで、税務署も知らない裏金となって戻ってく
るというわけです。勿論違法行為ですが、公共事業で作った裏金を受け取る政
治家よりは、元が自分の金である分だけマシですよね。ゼネコンは同様の方法
で、政治家の天の声で受注した公共事業費から一定額を裏金として政治家に渡
していたんです。日本の腐った一断面です。

ちなみに昨年9月に検察が強制捜査に入った時に、この裏金は既にほとんどな
くなっていたそうです。既に政界にばらまかれた後だった訳ですね。この金の
行方でたびたび名前が上がるのが元東京都知事ですが、それが単なる噂話か、
それとも時効で捜査当局の手が及ばなかったのか、確たる証拠はありません。

またもう一つ最近明らかになったのは、一水会の木村氏には、例の500万円
とは別に猪瀬氏から360万円が渡っていたことです。猪瀬氏がニューヨーク
タイムズに嵌められて「イスラム諸国は喧嘩ばかりしている」とオリンピック
招致レースのライバル、イスタンブールを批判して問題になった時、木村氏が
湾岸諸国との仲介役を務めたことに対する謝礼として猪瀬氏が個人的に払った
とされています。

さて、ずいぶん基礎知識部分が長くなりました。これらの事実に対しての猪瀬
氏の弁明はこうでした。

「いやあ、脇が甘かったんだよね。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以上転載ーー
http://magazine.livedoor.com/press/11727?permalink_backnumber
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