母方のいとこの一人である、第三女の長女のあだ名をカッパエビセンとしたのは、この娘が初めてカッパエビセンを食べたら、とまらなくなってしまったことに由来する。
そのカッパエビセンちゃんと叔父の部屋でテレビ鑑賞をした。認知症の番組だった。この娘はテレビ番組の内容を問わず見るのが大好き。叔父と同じ。で、認知症の番組を見ていたら、カッパエビセンちゃんは「オメガ君、私ね、前にもテレビ見て怖くなったことあったの」と言ってきた。
6歳で認知症の番組を見て怖くなったのか。前にも認知症の番組を見て怖くなったのかな。
「違うよ。前のは違う番組なの」
そしてしばらくしていきなり、
「オメガ君、どうして子供は遊ぶことが仕事なの?」と聞いてきた。
かなり難しい。何と答えていいのか。
「わからないのか」
よくわからない。
すると、叔父が
「子供はよく食べて、遊んで身体を作るのが大切なの。だから身体を動かし、しっかり食べないと駄目だよ」と言ってきました。
なんと深い。さすがに64年も生きているわけだ。妙に感心した。
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