普通にUbuntuソフトウェアセンターから、cups-backend-bjnpをインストールしただけで、
ネットワークプリンタをクリックしたところ、CANON MP640(192.168.1.12) が出現!
選択したところ、いつものCanonなどのメーか名の選択とMP640などのメーカー名の選択をすることなく自動的にドライバがインストールされました。
さっそく印刷してみたところ、プリンター本体内のカセットに入れてある紙が選択されず、プリンターの後ろから手差しでの紙供給を要求されたので、紙を取り出して後ろから入れたところ、文字の1行の上半分しか印字されませんでした。
しかし、データがパソコンからプリンターに送られているのは確かなので、LibreOffice Writerの上のバーにカーソルを持って行くと現れるメニューのファイル->プリンターの設定をプルダウンから選択し、
プロパティの用紙タブの用紙供給をカセットに選択、 デバイスタグの右下にあるプリンター言語をデフォルトのpdfをやめPostscript(レベルはドライバから取得)を選択。
改めて、ファイルからプルダウンの印刷を選択すると、プリンターが動き出し、文字が正常に印刷されました。
なお、現時点でインストールされたプリンタードライバーはCanon製のものではなく、 Linuxで作成された
CUPS+Ghostscriptです。
プリンターテスト印字のカラーパターンも正常に印刷されています。
速度も問題ありません。
これで良しとすることにします。
以下に失敗したアプローチを備忘録として書いておきます。
*失敗し続けた原因はcups-bjnp-x.xがバージョンによって動きが不安定なるためのようです。
ネットで調べたところ、だいぶ昔のcups-bjnp-1.0をインストールしてプリンタードライバーの設定に
成功した例が有りました。
最新のcups-bunp-2.0を使うより、今回インストールしたcups-backend bjnpを使うのが正解の
ような気がします。
--------以下 備忘録-----------------
1) パッケージをダウンロードしてインストール
wget
http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ubuntu/pool/universe/t/tiff3/libtiff4_3.9.7-2ubuntu1_amd64.deb
sudo gdebi libtiff4_3.9.7-2ubuntu1_amd64.deb
2)再度 install.sh を起動
パッケージの中の.deb ファイルのファイル名を元の名前に戻して実行
したが、プリンタが見つからず失敗
cnijfilter-common_3.20-1_i386.deb
cnijfilter-mp640series_3.20-1_i386.deb
3)手動でプリンタドライバをインストール
sudo gdebi packages/cnijfilter-common_3.20-1_i386.deb
sudo gdebi packages/cnijfilter-mp640series_3.20-1_i386.deb
CUPS サーバを再起動し、lpadmin でプリンタを登録する。-m
で指定するファイルは /usr/share/ppd に置いてあるものをパスではなく
名前で指定する。LAN の場合はデバイス URI に MAC アドレスを指定する。
sudo service cups restart
lpadmin -p MP640USB -m canonmp640.ppd -v cnijusb:/dev/usb/lp0 -E
lpadmin -p MP640LAN -m canonmp640.ppd -v cnijnet:/00-1E-8F-CD-6D-F0 -E
システム環境設定のプリンタに lpadmin で登録したプリンタが表示されるが、
プリントアウト出来ず。
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