ソニーの北朝鮮題材映画を一部劇場で公開へ、米大統領は歓迎
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=52&from=diary&id=3198783
自分、この映画の内容・上映はあまり感心しません。
コメディーで特定人物を馬鹿にした描写でしょう。しなくてもいい、どうでもいいことです。しなくてもいい、どうでもいいことなのに、向こう側にすれば、引けない面子にかかわってしまって、強硬に出るしかありません。
そのリアクションで、こちらが言論の自由、表現の自由という崇高な理念を謳ったら、こちらも動けません。
これごときで国際政治が硬直です。
例えば「クロッシング」や「北朝鮮強制収容所に生まれて」の方が向こうの体勢に対してダメージが大きいはずですが、それでも実力行使は(おそらく)してきてないですし、そのときこそ、自由という理念主張です。向こうはこちらの硬直を嫌っての実力不行使のはずです。
こちらの硬直を嫌っているはずなのに、それでも面子を守りにはるのが独裁体制の所以です。そちらの方向で追い詰めてはいけません。
向こうの忍耐のない指導者を下らないことで激昂させて、下らない行動にでてきたとして、実害があり、その時ただ向こうを非難するだけというのは、こちらも程度が高いということではないでしょう。対話の道を閉ざしたのはこちら側です。
もちろん、しなくてもいい、どうでもいいことができるという自由はとてもいいことですが、けれど、それよりも大切な自由があるでしょう。
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