アニメ徒然２４３

　そろそろ秋から冬への作品への切り替え時期なのか、どんどん終わる作品が多い。今季は作品数こそ多かったものの、あまり終わって惜しいという作品が無かったような気がする。特にバトル系では短い期間で終わるためか、作品としてのクライマックスへのカタルシス成分が足りなかったと思う。連続で観てこその物語の醍醐味だと思うので、ブチブチ途中で切られるとどうも盛り上がりに欠けるようだ。今の１シーズン作っての休みっていうシステムは、長期連載系のアニメ作品とは合わないのかもしれないなあ。

・アカメが斬る!

　ナイトレイド、アカメと隊長以外が全滅とはなあ。まさかタツミまで倒れるとは思わなかった。てっきり主人公だと思っていたが、違ったのね。半ば強引に終局までもっていったという事は人気が無くて2期へのチャンスが無かったか。やっぱり革命と必殺を結びつけたのが悪かったのかなあ。
　
・甘城ブリリアントパーク

　キャストの人脈で何とかクリアしたか。あの幼稚園児たちが最後の決め手になるなんて、この作品らしい（笑）。姫の呪いの緩和はおまけだな。まだ原作終わってないし。それなりに面白かったので２期に期待したい。
　
・白銀の意思 アルジェヴォルン

　隊長を取り戻して終わりか。アルジェヴォルンが停止させられて終わったのは残念だ。あの時点で機動兵器1台を停止させても、戦局には大差ないと思うから動かしても良かったと思う。兵器捨てて部隊が生き残るのはリアルで良かったけど。結局白銀の意思ってよく分からなかったなあ（苦笑）。
　
・失われた未来を求めて

　う〜ん、最後にゆいちゃんが復活しないで終わったのは、奥歯に何か挟まった感じですっきりしなかったなあ。タイムパラドックスＳＦとしては割と良く出来た作品だったと思うが、最終的に黒箱オーパーツの説明が無かったし、未来の佳織が意識を取り戻してメデタシってのはお粗末なラストだと思う。

・ソードアート・オンライン

　絶剣編終わりか。次のシリーズはまだ原作が終わってないから、これで打ち止めかな？。結構長いシリーズだったような気もしたが、まだファントムバレットから数えて２４話だったか。最初からカウントすると５０話だから、最近の作品にしては長く続いた方だなあ。どうせならオリジナルで「アクセルワールド」との共演をして欲しかったが、それは贅沢かも。なかなか楽しめた作品でした。　

・デンキ街の本屋さん

　何というか、ギャグ作品にしてはリアルな本屋の苦労もあるように…やっぱり見えん（笑）。ラストの従業員の朝礼なんかに代表されるように、オタク道をパロディにするのは、最近の作品の傾向にある自虐パロの一つなのだろう。ただ、個人的にはこの手のギャグは苦笑はしても爆笑できないので、お笑いとしてはちょっと嫌かも。
　
・ハピネスチャージプリキュア！

　いつからこの作品は「美少女戦士セーラームーン」になった!?。ヒロインのめぐみの彼氏が、敵のラスボスに洗脳されて襲ってくるなんて、まんまタキシード仮面とセーラームーンの対決そのままなんだが…（苦笑）。プリキュアも10年続いたらさすがにネタ切れなんだろうか？。