捜索前、PC機器を破壊 資金問題で小渕氏の関係先
2014年12月19日 05:10 朝日新聞デジタル
小渕優子・前経済産業相の政治団体をめぐる不明朗な資金処理問題で、東京地検特捜部が10月に関係先を家宅捜索する以前に、パソコンのデータを保存する複数のハードディスクがドリルで破壊されていたことが関係者への取材で分かった。ハードディスクは群馬県内の小渕氏の関係先にあったもので、特捜部はこの経緯についても慎重に調べているとみられる。
小渕氏をめぐっては、地元の支援者らが参加した東京・明治座での「観劇会」に関し、四つの政治団体の2005〜13年の政治資金収支報告書で、収入より支出が大きく上回り、差額が計6千万円を超えていたことが判明。衆院選のあった12年の収支報告書には、観劇会の収支の記載自体がなかった。
この問題で、特捜部は10月30日以降、小渕氏の元秘書で前群馬県中之条町長の折田謙一郎氏の自宅や、同県内の小渕氏の政治団体の事務所など関係先を政治資金規正法違反容疑で家宅捜索した。
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つぶやきにも書いたけど、HDDの物理的破壊による証拠隠滅は極めて悪質。
小渕優子氏は、父・恵三氏の死去に伴い地盤を引き継ぐ形で議員になった。
先日の衆院選投票日前に偶然見たテレビ番組で誰に投票するか問われた有権者は、
「優子ちゃん」と自分の娘のように話していた。
高齢者が有権者に占める割合が高い地域(主に地方)では、
こういう傾向になりやすい気がする。
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