オタク文化はここ20年ぐらいなものだと言った人がいる。
https://twitter.com/cracjpn/status/543811738726981632
https://twitter.com/iwa_jose/status/545046477072908288
そうではなかろうと、考えるのがオタク世界の常識だ。
20年前といえば1994年である、そのころにはコミケもとうに開催されていたし、悪いヲタクの宮崎君はとうに収監されていた時代である。
確かに、地域を巻き込んだ、アニメの聖地訪問や萌え商品、痛電車、などのヲタク文化の社会的容認は最近10年ぐらいのことであろうが。
ヲタク文化、漫画アニメなどの萌え的活動が大きなうねりとなっていくのは1970年代半ばぐらいからであったろうし、個人的な活動ならその前からある。
SF大会は60年代から開催されている。
広義のヲタク文化なら、明治時代に軽くさかのぼれる、撮り鉄は明治期には発生し、娘義太夫のどうする連中は今のアイドルヲタクであろう。
宮沢賢治や正岡子規はヲタクの大先達であろう。
俳諧などの古典芸能や大名の蘭癖などのヲタク文化は江戸時代には栄えていたし。
戦国大名には能ヲタクが何人もいた、秀吉は自作能を書いたりしている。
とどのつまりは紫式部や後白河院様まで行き当たるのが日本のヲタク文化であろうと思う。
ヲタクには1000年の歴史がある。
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