今日お昼テレビを見ていたら、テレビCMで「白元アース」と表示されていた。
白元って今年倒産したよな。
って思っていたけれど、よくよく調べてみるとアース製薬の子会社化となっていたのだ。
アース製薬が出資して子会社を作り、白元の権限を譲り受けて「白元アース」となったようだ。
ただ、まだ白元としては民事再生の途中。
白元アースとして軌道になると白元は消滅とのこと。
面白いのが、同じアース製薬の子会社がバスクリンということ。
このバスクリンという会社。
元をただせばツムラだった。
ツムラは漢方薬が主流の会社。で、入浴剤等の部門を完全分離、子会社化したのが株式会社バスクリン。
ところが完全分離ということで、ツムラとバスクリンは交流もない、全く別会社になってしまったのだ。
この2社が完全に別れた後、バスクリンの株式を購入しこれを子会社にしたのがアース製薬だった。
バスクリンは言わずと知れた入浴剤メーカー。
アース製薬もバスロマンなど入浴剤を製造している。
白元も入浴剤を製造している。
バスロマンよりバスクリンの方がメジャーだと思う。
それが今ではバスロマンが親会社、バスクリンが子会社という逆転が起きてしまった。
アース製薬は基盤強化のための戦略として、この2社を子会社化したのだろうが、この部門の会社が今後どう変革するのかを見ていくのは面白い。
バスクリンはアース製薬の製品となってしまうこともありうるのだろうか。
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