本物の実力のつけ方
2004年7月28日 第1刷発行
著 者 柳原英資・和田秀樹
発行者 河内義勝
発行所 東京書籍株式会社
ISBN4−487−79907−4
C0095
目次
はじめに 時代をどう読み、どう行動すべきか
第一章 危機感を持たない人は生き残れない
【対談1】資本主義から知識主義の時代へ
◎マス社会のやり方が通用しない
◎不況の原因は商品企画ができないことにある
◎変化の時代は多様な組織、多様な人が強い
◎日本の社会は江戸時代に回帰していく
◎学力低下が日本の競争力を弱める
◎決められた仕事しかできない人はいらない
◎勉強しない人に成功はない
[柳原論]グローバル社会で生きるということ
◎世界が狭くなった
◎世界が変われば企業も変わる
◎企業はプロフェッショナルなリーダーを求めている
『和田論』転換期には大人も勉強が必要である
◎世界に発せられた「勉強しない人」への警告
◎単純作業しかできない人は待遇も悪い
◎勉強を続けている人が必ず成功する
◎「能力の差別」はどこの世界でも許される
第二章 どうすれば「できる人」になれるのか
【対談2】創造力、企画力の培い方
◎バイリンガル、バイカルチャーのすすめ
◎クロスオーバーさせて新しいものを生み出す
◎翻訳文化が日本人から創造性を奪った
◎外から再評価するとものがよく見える
◎得意分野をつくるのが成功への第一歩
◎「専門バカ」にマネージメントはできない
◎安全に見える道がもっとも危険である
[柳原論]管理型サラリーマンはいらない
◎変わりゆく日本企業の雇用制度
◎現状を打開するためのふたつの道
◎目的意識を持って取り組む
『和田論』専門バカは役に立たない
◎基礎知識と専門知識
◎明治維新に学ぶ基礎知識習得の大切さ
◎ストリート算数の限界
◎専門バカの落とし穴
第三章 求められるのはどのような人か
【対談3】時代が必要としている「できる人」の生き方
◎すぐに役立つことだけ覚えても意味がない
◎成功している人は退却戦がうまい
◎失敗から成功するためのヒントを得る
◎情報は整理しないと使えない
◎優等生はいらないのか?
◎オール・オア・ナッシングで考えてはいけない
◎全体を見ないとなにが正しいかはわからない
◎リスクと上手に付き合っていく
[柳原論]変化の時代の生き方
◎ジョージ・ソロスに学ぶものの見方
◎誤謬性を認めない人に進歩はない
◎失敗を許容する社会
『和田論』試行錯誤のすすめ
◎試しながら新たな成功モデルをつくる
◎試行錯誤ができない理由
◎「無謀な挑戦」と「試行錯誤」はちがう
第四章 「できる人」の育て方
【対談4】生き残る人材を育てられる社会
◎「ゆとり教育」の問題点
◎親が教育熱心なのは悪いことではない
◎基礎知識がないと話すことも思考できない
◎勉強がわからないのは教える側にも問題がある
◎リーダーが育たない理由
◎開かれた組織が生き残る
◎教育政策の失敗は未来にツケとして返ってくる
◎結果を厳しく評価せよ
[柳原論]求められる次世代リーダーの育成
◎社会や家庭の役割まで学校に担わすべきではない
◎次世代リーダーに必要な能力
『和田論』「ゆとり教育」の功罪
◎ゆとりでなにがどう変わったか
◎教育になぜ「ゆとり」が必要なのか
◎学力低下は国家的危機を招く
おわりに 変化に対応できる「知的体力」という「頭のよさ」を育てる
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