■本家「和製ゴジラ」が復活へ 「ガメラ」に奪われた怪獣映画の威信取り戻せるか
(産経新聞 - 12月14日 09:04)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=133&from=diary&id=3184514
ゴジラに、いまの日本のなにを背負わせるのか?ということになる。
宇宙生物に人間が食われようと、巨人に飲み込まれようと、そんなグロをはるかに凌駕する現実がある。フィクションがリアルを超えるためには、ただのグロ、ただの破壊、ただの破滅では、そこに映画的感動は生まれないのだ。この夏のハリウッド製新生ゴジラが、平成ガメラのレベルにも届かず、ただの怪獣映画になりはてていたのは、そういう現代文明の矛盾への眼差しの強さ、現実とネットに拡散する悪意とナルシシズムへの冷静な批評眼の欠如からだろう。
怪獣映画とは空想の凶暴な巨大生物が大都会を破壊する物語ではない。
ぜひあの平成ガメラシリーズを超えてほしい。
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