富士スピードウェイで行われたトヨタのお祭り、GAZOO RACING FESTIVALに行ってきた。
私はNISMOのクレジットカードを持っていて毎年NISMO FESTIVALの招待券を送ってくるため毎年この時期はそちらに行くんだけどそれは次の週。
でも今年はトヨタがWEC(世界耐久選手権)のチャンピオンになったことだしこちらを見ようという気になった。
そして、その気になったら2週続けて富士スピードウェイに行こうかなとも思っていた。
朝からいい天気で御殿場線から富士山がよく見えて気持ちが高まった。
8時10分頃御殿場駅からのバスはグランドスタンド裏に到着。
8時から8時半までドリフトコースで走行が行われるというので早足で歩いて駆けつけたらちょうど最後の走行が終わって挨拶しているところで残念!
実はうちの娘の夫はドリフト走行が趣味ということなのでどんなものか見たかったのだ。
11時頃に次回の走行があるのでレーシングコースに向かう。
コカコーラ・コーナーでまず見たのはオーナーズクラブのパレード。
フェラーリの大群。
ほとんどが赤い。
派手なランボルギーニ。
生き残ってるのがみんな来ちゃったみたいなトヨタ2000GT。
トヨタスポーツ800。
レアないすゞ117クーペと後ろはトヨタLFA軍団。
晴れているので旅客機がたくさん富士山の上を通過するのが見えた。
ヘアピンコーナーの向こうには大きな富士山が。
なんかにぎやかだと思ったら普段駐車場になっている狭いスペースでダカールラリーの日野トラックがデモ走行してる。
これがガンガン走っててすごい迫力。
狭い場所なのにテクニックも素晴らしい。
動画だとこうなる。
ものすごく車高が高いけど重量物はみんな低い所にある。
のちほどデモ走行を見るランクルも展示。
せっかく来たんだからとグランドスタンドをバックに自分撮り。
おい、もう少し笑えよといいたくなる。(笑)
駐車場には先ほどのパレードの車が展示されていた。
レース仕様のカラーのトヨタ2000GT。
トヨタが世界に誇るスーパーカーLFA。
新車価格は3,750万円!
オーナーは幸せな人だ。
大昔のトヨペットクラウン。
第一回の日本グランプリでトヨタはこのクルマで戦った。
2000GTとヨタ8軍団も勢ぞろい。
初期の117クーペ。
品のある美しさ。
ドラッグスターらいいけどこんな怪物も。
濡れた羽を乾かす昆虫みたいなランボルギーニたち。
お、懐かしいなあ、ミナルディーのF1マシンだ。
ピエル・ルイジ・マルティーニとジャンニ・モルビデリの名前が。
モルビデリは今でも世界ツーロングカー選手権でトップ争いをする選手だ。
今では考えられないくらい太いタイヤ。
これでコーナーを曲がるんだから当時のドライバーの首はかなりきつかったろう。
ちょっと街に出るのが恥ずかしいと思われる玉虫色のランボルギーニ・アヴェンタド−ル。
コクピットも宇宙船みたいだ。
ランボルギーニを見た後ではこのフェラーリF50のコクピットも乗用車のように見えた。
どこで走らせるんだろう?バギー。
コースではラリーカーのデモランが始まった。
ここではスピンターンくらいしかすごさを見せられないのが気の毒だ。
新井敏弘選手の華麗なターン。
グランドスタンド裏のミニカーショップをのぞく。
トヨタ TS-010、\25,200は高い!
そんなことをしているうちにドリフト走行が始まった。
おおスゲー!4台連なってる。
なかでもこの1,000馬力のGT-Rはすごい迫力。
しかもニッサン車だし。
しかも助手席に乗ってるのはモリゾウことトヨタ自動車の豊田章男社長だ!
よく見るとこんなにすごい走行なのに涼しい顔をして外を見てる。
さすがにスピンターンが得意な社長だけのことはある。
クルマを降りて私のすぐ横を通って行った。
時代は代わったものだ。
このあともこのようなお客様を乗せた走行が続いた。
グランドスタンド裏に戻るとAKB48TEAM8っていうグループが来ていてすごい盛り上がり。
マイナースポーツを応援する身としてはとにかくたくさん人がいると嬉しい。
トヨタ7がメモリアルランをするのでヘアピンで待ち受ける。
来た来た!
いい調子。
ん?
お、やべっ!カウルがはずれそう。
平手晃平選手焦る!
しょうがねえなあ。と右手でカウルを押さえながら走る平手選手。
これっきり戻ってこなかった。
おっと、今度はランクルが走ってる。
日野のトラックもランクルも一般の人を一般の人を助手席に乗せての同乗走行。
これは相当怖いだろうな。
何度やっても壁ギリギリの寸止め。
すごいテクニックだ。
今度はホームストレートで先ほどのドリフト軍団がパフォーマンス。
このドライバーは女性でした。
動画があった。
ぜひ見ましょう!
今度はレーシングコースでの同乗走行。
ニュルブルクリンク24時間レースに参加した車も走っている。
これはインタープロトレースのクルマでその名も「KURUMA」。
http://www.fsw.tv/freepage/825/
一般公道を走れるのを作って売ればいいのにといつも思ってしまう。
先頭のアルテッツァには豊田章男社長が乗ってる。
これはニュルブルクリンクに出た先行開発車両。
スーパーフォーミュラマシンも走る。
このマシンのスポンサー「ZENT」はパチンコ屋さん。
昨年はチャンピオンだった。
一緒に走る。
スバルも走る。
プリウスもここでは非常に速い。
中嶋一貴の36号車。
ここでちょっと休憩してコース脇の紅葉を眺める。
これもいい景色だ。
サーキットサファリが始まった。
バスとレーシングカーのバトルは(違うけど)そうそう見られるものではない。
このあとグリッドにマシンがみんな並んでお客様にコースを開放してグリッドウォーク。
コースにはちゃっかり先ほどドリフトしてたニッサンGT-Rも並んでいた。
トヨタは心が広いようだ。
ニスモフェスティバルではありえない。
カウルが外れかかったトヨタ7も修復してコースに復帰。
一日歩いて写真を撮り続けた私はここで体力の限界となり帰宅することに。
バス停に向かっていたらビデオの撮影現場に居合わせた。
「〜〜よろしく〜!」みたいなことをこの娘たちは言わされてた。
このあと道が非常に混んでいて御殿場駅まで満員のバスの中で立ったまま過ごした私は疲れきってしまって、次の週のニスモフェスティバルは欠席することに決めたのだった。
いつものニスモフェスティバルと比べるとこちらはファン参加型の親しみやすいイベントだと思った。
入場無料で開催するトヨタはえらい。
でもやっぱり歴代のレーシングカーをたくさん見てたくさん写真を撮りたい私はニスモフェスティバルのほうがいいかなと思ったので、来年はたぶんニスモフェスティバルに行くだろうな。
WECの話もここでは出なかったし・・。
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