■汚染水「処理後は放出を」=田中委員長、福島第1視察―規制委
(時事通信社 - 12月12日 20:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=3183161
今回は日本国民皆が知っている普通の原発じゃなく、大震災以降に注目され始めた殆どの国民が全く知らなかった次世代の原子炉の事を書きましょう。
3・11以降、原子力発電が国民の厳しい目に晒されている。
当たり前、あれだけの未曾有の事故を起こした訳だから。
普通の原発が国民から厳しい目に晒されている半面、高圧ガス炉と言う存在がにわかにクローズアップされて来ています。
3・11大震災、福島事故に端を発した原発殉難の逆風の中、実力を再認識された国産次世代原子炉が高く飛翔しようとしています。
茨城県大洗町に立地する日本原子力研究開発機構の高温ガス炉(HTTR・熱出力3万キロワット)が、高い安全性と利便性が評価され、日本国内だけでなく多くの外国からも熱い視線を集めています。
この日本原子力研究開発機構の高温ガス炉(HTTR)は、何しろ、配管破断で冷却材を喪失しても、電源を失っても炉心溶融・メルトダウンなどの過酷事故には至らない。
固有安全性を備えていて原子炉は自然に冷温停止してしまう、と言うのだから凄い。
その上に運転に水を全く必要としないので内陸部にも建設可能。だから津波で被災する心配も無い。例え、砂漠に建設しても運転できる。
発電だけでなく水素製造や製鉄にも使える。多用途の原子炉として国際的に注目度が高い。
この原子炉の卵は1998年に完成。その後、鳴かず飛ばずとなっていたのだが、今年4月に国の『エネルギー基本計画』に組み込まれた。
言わば、正当な処遇を得た形となった。
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