替え歌シリーズ・とんぼ／長渕剛

清原和博が頬こけ激ヤセ　行きつけの韓国料理店が減量に協力
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=125&from=diary&id=3181846


転々とマンションを移り
減量に勤しむたびに

番長と呼ばれた時期に戻りたい
そう思った

ぶよぶよな脇腹が笑い
愛想尽かした嫁は離れ

手元に何も無い時期の中でも
へっちゃらなふりをする

野球少年が憧れた
名門校のスラッガー

まるで弾けた
ピンポン玉
バックスクリーンの
奥へ奥へ飛び込んだ

プロ入り後に
銀座の味を覚えると
潜んでいた遊び癖が

いつのころからか
彼の代名詞になる

ああ　球界の番長が　今は
まずは　身体をしぼっている

ああ　球界の番長が　ほら
食事療法から初めてらぁ

アルコールが抜けた身体に
孤独な生活が押し寄せてくる

少しでも走ると疲れる
現状を苦笑う

解説者にも呼ばれなくて
とんねるずにも遠ざけられ

酒と女で現実を忘れ
そして現実を憎んだ

誰も彼も恐れてた
球界の暴れん坊が

今じゃ言い寄った銀座のママに
フラれている

無駄にプライドの高い社交界で
我儘を突き通せば
不遜なスラッガーも居場所を失う

ああ　減量の番長よ
いずれは　野球の世界へ戻るのか

ああ　料理屋の主人が　ほら
ビールの代わりに　お茶を勧めてらぁ

ああ　球界の番長が　久々に
公の場に　顔を出す

ああ　頬こけた番長が　ほら
舌を出して　おどけてらぁ