たかみなは、なぜAKB48を横山由依に託したのか?
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=3181928
というのが、たかみなの卒業で、直視しなければいけないことだ。メンバー1人1人が卒業して新しいステップへと進む、新しい世代が次のAKBを引き継ぐ、という目論みがもはや破綻している。
メンバーでいるうちにソロデビューしても、たかみなでさえもヒットしなかった。ソロではシンガーとしてもアイドルとしてもやはり無理で、みんなが集まって、競いあうから、それぞれの欠点をカバーしてなんとか見れるのが、日本の少女アイドルグループの現状と限界なんだろう。
このアイドルライターが、アイドルのなにをわかっているか?近視眼過ぎて、ほとんどなにも見えていないのだろう。
卒業してなんとかやっているのは前田敦子ぐらい。女優・前田敦子の個性は、あの小林信彦が天才!と激賞するほど、ツウの映画ファンには評価が高い。はたして大島優子はどこまでやれるか?
そして最大の問題は、少女アイドルを作り出すビジネスのあくどさに、どんなに鈍感なファンも気づいてしまった、ということだろう。新しいリーダーがだれであろうと、AKBは刻々と変わっていく。AKBと名乗っていても、そうではなくなっている。SMAPが20年以上もSMAPでありつづけるのとは対極だ。それが少年アイドルの運命と、少女アイドルの運命なのか?それは少女アイドルは成熟しないことを前提とする運営側のオヤジたちと、ファンの男子たちの共通感覚だとすれば、これもまた女性へのステレオタイプのおしつけであるかもしれない。
ちなみに、すっかり大人になったかつての少女アイドルのきょんきょんは、いまも輝いているアイドルであると彼女といっしょに中年になった私は思う。
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