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2014年12月09日20:08

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ベーシックインカムだなやっぱり

http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3177236

そういやベーシックインカムの導入を公約にした党があったけどどうなったんだろ。

地方創生とか少子化とか社会保障とか色々問題山積みの日本だけど、これらの問題の本質って一つのような気がするんだよな。色んな日本の制度は右肩上がりが前提だからね。経済は発展し、人口は増え続けるのが前提。今はもうそういう時代じゃないのだから、大きく発想を変える必要があるような気がするな。

以前からベーシックインカムの事を言い続けてるけど、考えれば考えるほどこれしかないっていう気がしてきてなりません。

つまり毎月、全国民に一律10万円とかを支給する制度ね。都心は別にして、普通の地方都市で最小限の生活が営める程度の金額を、年齢や性別や居住地に関係なく一律で配る制度。これ、ものすごくメリットが大きい制度だと思うんだよね。

1. 最低限の収入が保証されるから、職業選択の自由度が上がる。農業、漁業などの一次産業に就く人も増えるんじゃないかな。

2. 職業選択の自由度が上がるという事は、大都市に住む必要性も減るという事。東京一極集中も少しは緩和されるんじゃないかな。

3. 一律でもらえるんだから、子供ができればその分収入が増えるわけで、少子化対策になるでしょう、これは。

4. ベーシックインカムがあれば年金、補助金、助成金の類を大整理できるでしょ。特に年金なんて超高齢化社会では破たんして当たり前の制度なんだから、ここらでチャラにしたっていい位。こういった制度がなくなれば公務員の数だって大きく減らす事ができるでしょう。

5. 最低限の収入が保証されてるって事は、ベンチャーや新規事業へのチャレンジがしやすくなるという事。また、失敗しても立ち直りやすいという事。新しい事業が盛り上がれば雇用も期待できるし、経済の成長も見込める。

6. 企業としては人件費を下げていい訳だし、働く方だって今ほど正規、非正規にこだわる必要がなくなる。働き方の自由度が増すし、企業側も人を雇うリスクが減る。働く側の選択肢が増えればブラック企業なんて成り立たなくなる。

とまあ、ぱっと考え付くだけでもこれだけメリットがある。他にも、政治家はボランティア化して、会社のように経費を実費で支給するだけしちゃってもいいよね。そしたら国会議員の削減なんてそんなにしゃかりきにやる必要もなくなるもの。政治は意欲がある人にやってもらえばいいっていう考え方。

財源はまずは法人税の増税。人件費を下げる事が出来る訳だから、法人税増税=国際競争力の低下にはつながらないと思うんだよな。それに年金や補助金、助成金に回していた予算もこちらに。消費税と所得税も増やしてもいいでしょう。それから富裕層向けには、ベーシックインカムを辞退して相続税や贈与税の前納に回す事ができるとか、そんな制度があってもいいだろうね。

セーフティネットとしては、低利の融資制度の充実とかって事になるんだろうね。ただ、もらった分をすぐパチンコとかでスッちゃう人なんかは暮らしていけなくなるけどね(笑)。それから、一律にお金がもらえる制度とはいえ、格差是正にはならないと思うんだよね。むしろ、最低限に近い所で暮らす人と、頑張って働いて稼ぐ人の二極化になるような気がする。でもむしろ僕はそれでいいと思ってるんだよね。

最初はベーシックインカムなんていう、頑張ってる人も頑張らない人も一律でお金をもらえる制度なんて、国をダメにするって思ってたけど、実は逆じゃないかって思うんだよ。頑張ってる人は今以上に報われて、頑張らない人は「そこそこ」で満足してもらうっていうのがベーシックインカムの本質のような。

今回の選挙で各党の政策を見ても、なんか政治が良くなる感じがしないんだよなー。維新とか前はベーシックインカムに言及してたけど、下火になっちゃったのかな。こんな公約挙げてくれる政党があれば応援したいんだけど。
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