PHP新書950
僕たちは就職しなくてもいいのかもしれない
2014年10月29日 第1版第1刷
2014年11月14日 第1版第2刷
著 者 岡田斗司夫FREEex
発行者 小林成彦
発行所 株式会社PHP研究所
ISBN978−4−569−82121−4
C0295
目次
第1章 もう就職できないかもしれない
「就職がしんどい」なんて異常である
いつから「働く=就職」になったのか?
就職ラクチンの戦国時代、就職氷河期の江戸時代
大企業神話に取りつかれた新撰組の悲劇
「仕事」の絶対量が減っている
企業の寿命は平均五年
恐るべき「人工爆縮」の五十年
公務員はこれから「レッド・オーシャン」になる
忙しいのに人手が増やせない
分業とコストダウンの副産物
新人を雇ったらかえって面倒
ITはあっという間に仕事を奪う
「消費者の味方」は「国民の敵」かもしれない
「プラットフォーマ−はつぶれない」なんてウソ
就職の終わり
第2章 でも、そんなにお金は必要なのか?
お金は何のために
携帯音楽プレーヤーの入手法はいくつある?
タダ以上の値打ちとは?
ミームという豊かさ
九州から東京に行く最良の方法
意味もなく必要以上にお金を使いすぎる民族
「香港最後の夜」問題
ゴミ屋敷とモノ屋敷
カネ屋敷
お金は「尽くすため」「貢ぐため」にある
経済成長が生活を苦しくした
人間一人の維持費はペットと同じ月二万円
「愛されニート」という生き方
五〇種類の仕事をしよう
第3章 お金は動かなくても経済はまわる
正社員も結婚も欲しいのはその「立場」
リアルな関係がほんとうに欲しいの?
他人から仕送りをもらう女子大生
「かわいげ」がなければ孤立する
血縁に縛られない家族モデル「ビッグダディ」
成功=金儲けではなくなった?
最高のお米はタダで出まわっている
「お金がない世界」の足音
未来格差
第4章 「お手伝い」という働き方
「単職」から「多職」へ
「お手伝い」のサーフィン
五〇個の仕事の内訳は?
百姓=「百の職業をもつ人」
多職時代の子育て
仕事を人にまわす能力
貧乏を肯定するしかない
仕事でストレスを感じなくなる
余計なプライドがいらなくなる
第5章 最後は「いい人」が生き残る
「五〇個のお手伝い」完成形
三つのC
ポイントはキャラクター
スキル重視vsいい人戦略
愛されニートのモデルケース
見た目第一印象至上主義社会
本音は出すなってこと?
一日五ほめ
評価はその日のうちに流動させる
お金も暇もスキルもないけど
めざせ、勇者
ゴールドは三つにわけて使い切いきれ
悪い行いもバレるけど、よい行いも陽の目を見る
なんとなく気持ちのいい人生
終 章 あらためて就職を考えよう
Q1 就活するには、やっぱりマイナビやリクナビが有効ですか?
Q2 でも、就活しないと就職できないのでは?
Q3 就活しないでおこうかと思いますが、
親には何と説明すればいいでしょうか?
Q4 就活をしないなら、学生のあいだに
しておくべきことは何ですか?
Q5 いまの仕事は向いていないと思います。
再就職先はどうやったら見つかりますか?
Q6 就職どころか働きたくないのですが、
どうしたらいいでしょうか?
Q7 どうしても〇〇になりたいのですが、
どうしたらなれますか?
おわりに
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