史実のほうが感動的という困った朝ドラ。

マッサンの遺言　「国際結婚だけはするな」の真意を孫が明かす
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=125&from=diary&id=3175214
朝ドラのマッサンの迷走がとまらない。こういう史実よりも感動できない困ったドラマになりはてている。

視聴率も下がってきている、と先日Yahoo!ニュースが伝えていた。いつまでも働かずウイスキー作りはどうなったのだ？と展開の遅さに視聴者はいらだっているのだろう。先週からやっとウイスキー作りが始まったのだが、どうも脚本が書こうとしている『感動』が、主人公やその妻の魅力に、あるいは脇役たちの魅力につながっていかない。というのはどうしても大阪を舞台にした人情喜劇にしなければ！という既成概念がじゃまをしているのではないか？そういう邪念を修正するのが、プロデューサーの仕事だと思うのだが、それをやってない。いまよりももっと国際結婚にハードルが高かった二人の絆の強さがまったくわからないということになっている。

ドラマのマッサンよりも、史実のタケツルさんのほうが数倍も魅力的なのは、やはり脚本の欠陥だろう。