野党が情けない＆頼りないのが自民党一強を生み出す要因

■「自共のみ」選挙区が急増　有権者「選択肢少なすぎる」
(朝日新聞デジタル - 12月07日 00:14)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3174244

2009年に与党から転落した苦い思い出は自民党の中でもまだ新しいでしょうし、しばらくは安定した政権運営に努めるだろうなとは想像に難くありません。
しかし、それもいつまで続くかは誰にも分からない。
自民党ほどの大きな組織になれば、色々な考えの人がいるわけで（まして、自民党は自由民主党の名の通り、右左関係なく自由に意見を言えるのが売りでもある）派閥争いが起きないとは限らない。
いや、むしろ起きないと考える方が不自然でしょう。
しかしそれは、たくさんの人が集まり、様々な利害が関わりあう以上は当たり前のことです。
100人の人が集まれば、100通りの意見があるのは当たり前です。

選択肢が少ない、民意が反映されないと嘆く人は、まずは野党があまりに情けないことを認識し、批判のための批判しか出来ない野党ではなく、自分達が政権を取ったらどういう根拠の元にどういう政策を打ち出すか、しっかりと責任を持った野党に生まれ変わるように叱咤すべきではないでしょうか。
私は自民党が政権から転落し、野党だった時代に自民党の支部に飛び込み、激励の言葉を送って党員となり、自分も手伝いますから一緒に頑張りましょうと政治活動を始めました。
でも、党員の私でも「自民党が最高だ」とは決して思わない。
あまりにも他の党が情けない、他に日本と言う国を舵取りできる政権の選択肢が無いだけの話です（近しい議員さんはお話を聞いたりして、個人的に応援できる人もたくさんいますけど）

選挙にすら行ってない人は論外ですが、選択肢が無い、でも自民党じゃダメだと言うなら、自分の考えと一番近い政党にエールを送れば良いじゃないですか・・・
それに比例候補だってあるんだし、小選挙区だけじゃないんだから。選挙は。
お金と人脈がある人は、自分で立候補してもいいんじゃないかと思うけどね。
供託金も高いし、職をかけての行動になるので立候補はなかなか難しいでしょうけど、自分の考えと近い政党にエールを送るくらいは誰だって出来るんじゃないかな。