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2014年12月06日21:35

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【アニメ】 宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟 感想など(若干加筆)

とりあえず、視聴意欲を削ぐようなネタばれは無しの方向で。
(充分面白かったので、「じゃあやめとこ」って事にはならんと思いますが)

今回はBDの同時発売は無かったので、あえて初回上映には拘らず、見に行きやすい時間帯をチョイス。MOVIX京都では3回目の上映会になります。

話の流れとしては、イスカンダルを抜錨してから1カ月目、ガミラス艦隊を退けたヤマトの「波動砲」を狙うガトランティス艦隊の「雷鳴のゴラン・ダガーム」
ワープにて戦闘から逃れた先の異空間で、ガミラスのメーデー信号を受け、捜索に向かう古代達一行。ヤマトの航跡を追って迫るガトランティス…といった具合。

・14話や「永遠に」的なサスペンス要素を中心に据え、ドンパチ描写多数の「サービスたっぷり」な内容。
 第3章上映時にも賛否両論あった14話ですが、個人的には「こういうのもヤマトらしい」と思っております。序盤で登場する宇宙クラゲも、旧ヤマトはあーいうの良く出てきたよなぁ…と。

・アケーリアス文明と、2199本編では明言されなかった「人類種」に関する本編の描写補強。
 またこの「異星同根の人類」が手を携える事が出来るのか?という2199本編のテーマも継承されます。
 エピローグの斎藤の台詞が悲しいですなぁ…

・先行公開された冒頭9分でも描かれていますが、バランの爆発から逃れた旗艦ゼルクードはここで轟沈。
 25話でゲールが乗っていなかった理由が明確となりました。

・主人公として予告編などにも登場する桐生美影を起用。技術班の言語学者として活躍します。
 「追憶の航海」エンディングイラストにもあったように、旧時代の艦艇マニアでもあり、その知識が本編にも影響。
 意外とドジっ子。
 篠原君は相変わらずダメな人っぽい事言います(苦笑)

・他、本編中で充分な描写のなかったサブキャラ・交代要員が顔見せする機会が増えています。
 冒頭での勤務交代以降、第1艦橋のメンバーがほぼサブキャラに交代します。
 通信班の相原くんの交代要員は初登場。

・山本がすっかりいじられキャラに。上映中もくすくす笑いがあちこちから聞こえてました。
 ガミラス本土決戦の時に吹っ切れたのかと思ったら、ますますこじらせているようで(苦笑)

・ガトランティスに関しては本編で語られた「蛮族」としての描写がより強く表れています。
 科学文明はガミラスより明らかに下とされており、今作での超兵器「火焔直撃砲」も、技術奴隷のガミラス人によって開発された旨が語られます。
(さらば/ヤマト2では「高度な文明だけど放浪する戦闘種族」って感じだったと思うんですが)
 白色彗星の存在には触れられていませんが、サーベラーが登場しています。

・ガミラス側の主役、バーガー君はホントいい奴だなぁ…
 (ネタばれになるので詳細割愛)

・>庵野秀明・摩砂雪が原画、前田真宏が絵コンテ、スタジオカラーデジタル部がモニタグラフィックスで参加させて頂きました。是非、劇場でご鑑賞下さい。
との事。
(上映後に出渕監督に庵野氏が抱きついたとかいうツイートがあったとかいう話)

ネタばれしない範囲だとこれくらいですかねぇ?
とにかく約2時間、中だるみする事なく、純粋な意味での「新作(新シナリオ)」を堪能できました。
2199を楽しんできた人に対するプレゼントというかご褒美的要素たっぷりです。

細かい事を言うと、主役の桐生美影の作画があんまり安定していない(似せづらい?)ように思えましたが、BDで修正入るかなぁ…

あーあとやっぱり「新シリーズ」は見たいですね。



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