北斗星廃止へ

■最後のブルートレイン「北斗星」廃止へ　車体が老朽化
(朝日新聞デジタル - 12月05日 11:34)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3171972

まず最初の感想は、"やはり"か。
スピード化時代と逆行する寝台列車。
ただあけぼのと同じく季節列車化されるとの事。

本音を言うと、季節列車化がいい、と思う。
それが北斗星の生きる道。

カシオペアはどうなの？
はまなすはどうなの？

多客期など、動向に合わせた運行にすべきではある。
それでもまだ残るのならそれでいいのかも。

でも寂しいな。
北斗星はB寝台に下りに２回、上りに１回乗車した事がある。
最初の乗車は僕にとっては"北斗星三大公害"だった。
僕が乗ったのはB寝台の下段。上野から札幌まで乗車。
途中福島から上段の人が乗車。で、この上段の人が...。
まず通路で喫煙、その煙が僕の寝台の方へ充満。→大気汚染。
上段からいびき→騒音。
僕が朝起きたら上から「ブッ！」おなら。→悪臭。
とまあ困った北海道への旅の始まりだった。

北斗星での朝の噴火湾の景色はいい思い出。当時の歌と一緒に思い出となっている。
一回目の思い出はZIGGYの「STAY GOLD」。
二回目の思い出はLUNA SEAの「IN SILENCE」。
当時聞いていたのはカセットテープで、それぞれテープの一曲目だった。
この思い出の曲集はまた後で触れたいな。

ただ思う。スピードを求めて心をなくして欲しくない。
今のJRにそれを強く求む。移動だって素敵な旅の1ページなのだ。
思い出の曲もそう。三大公害もそんな移動ならではの思い出。
思い出は少しづつ色あせていくものなのかな。