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2014年12月03日21:42

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「黎明」より  第27章  新しい時代の地球  (2

地球が変容する過程では、地球の表現するヴァイブレーションがある波動領域を越えたところから、周囲は明るく透明になって往き、これまでにもアストラル・レヴェルの比較的高い波動領域に看られたように、物質レヴェルの虹の七色を超えた、非常に広範囲の波動スペクトルが、異なった色彩として知覚されるようになります。このため見える世界の色彩の豊かさや、華やかさは、それまでの地上の感覚からは想像すら及ばないものになります。
ヴァイブレーションが上ってくると、心に思い描いた想念は、表現領域が物質レヴェルにあったときよりも、格段に早く現象化されるようになりますし、暑さ寒さはなくなって、内から湧き出てくるような、心地良い暖かさが常に伝わってきます。世界は輝いていて、建物や石等も含めたあらゆるものが、生命の息吹を感じさせ、それら全てと自分が一体で在ると言う、喜びを伴った実感が四六時中意識から離れることがなくなります。

心の面から看れば、粗雑な感情はアストラル体が精妙化されるために消え去って、繊細かつ崇高な感情のみが残り、思考も明晰になって、高度に霊的なものの観方や、これまで難解と思われた概念も、極めて簡明なものとして直感的に捉えることができるようになります。人々はまだ間違いは犯しますが、戦争はもとより、争う人さえほとんどいなくなって、人と人や、物と物、そして人と物の関係は、全てが愛の表現と成るのです。
また、地球全体を一つの統一した時間の流れに固定していた、物質(フェルミオン)という枠組みがなくなりますから、時間の流れも次第に個人的、相対的なものになり、意識を動かさない人にとっては時間は全く静止したままですし、比較的高いヴァイブレーションで活発に生命活動を行う人にとっては、厖大な時間もあっという間に去ってしまいます。

空間は現象的にはあるように見えますが、それはその人の意識の反映に過ぎないもので、他の場所を意識すれば直ちにその場所に自分がいるといった、物質レヴェルの概念ではテレポーテーションのような現象が、普通に生じるようになります。もしもこのような世界で否定的な想念が表現できたとすれば、次々と不調和な現象を造り出してしまいますから、本人にとっても周囲の人達にとっても大変困るわけですが、新しい地球では、分離感のある低いヴァイブレーションの表現が可能な媒体が存在していませんから、まだ調和の取れた表現のできない魂は、宇宙に幾つかある、その人の現在の意識状態に適した世界で学ぶことになり、成長を遂げた後に必要があれば、地球に戻ってくることもあります。

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