インターステラーとおっぱい

12月1日の映画の日、入場料が千円というのはありがたい。
たしか30年ほど前に映画の日が制定されたのがこの12月1日で、その当時は画期的な企画だったと思う。
その後6月1日も千円になって、観客が順調に増えたから毎月1日は割引になったように思います。
今では大阪では毎週水曜日がレディスデーだったり、映画館ごとに割引日を設けたりして、いい時代になりました。しみじみ(笑)
だけどなんでほとんどの劇場ではメンズデーはないんですか！？
映画が好きな60歳未満のおっさんもいるんですよ。
お小遣いも少ないのに、ブツブツ・・・(笑)

で、この日に観たのは、午前中TOHO西宮でのインターステラー。
話題作です。
長尺です。
世間的には評判もいいみたいだし、かなり期待度が高い。
配役もマシュー兄さんにアン・ハサウェイ、マット・デイモン、ジェシカ・チャステイン、等々なかなかわたしの好きないい役者さんたちが揃ってます。

169分という長さに前日のお酒を控えめにして（と言ってもお腹がゆるくならない程度の控え方(笑)）、体調を整えていざ鑑賞。

クリストファー・ノーラン監督らしいストーリー序盤から仔細な状況説明的な展開が続く。
これが最後には繋がるから観ておかなくてはいけないんですけどね(~_~;)

画面は宇宙空間での迫力ある映像と、2001年宇宙の旅を意識してなのか、パイプオルガンの音が響きわたる。
そして本編、相対性理論では重力や音速の影響で時間の流れが遅くなったりするので地球と宇宙空間での人の成長がどうのこうの。
そして意味がわからない五次元の説明までが出てきて、頭の中はもういっぱいいっぱいです。
それでも分かったような分からなかったようなストーリー展開を強引に推し進めるノーラン監督の映像美。参りました！！m(_ _)m
最後は監督の剛腕に力づくで寄り切られた感じで、
大迫力の映像と音響、そして3時間近い上映時間は名作の条件をかる〜くクリア。
だけどもう一度観たいですか？と聞かれたら、いやもうお腹いっぱいになりました、と答えるでしょう(~_~;)

でももしもDVDで鑑賞しようとするならそれはお勧めしません。
だってこの映画の迫力は大画面で観てこそ！
お家のテレビだとただの上映時間の長い映画になってしまいますのでね(笑)

鑑賞後、お腹も空いたし、何か食べようと思ったけど、天気予報では午後から急に冷えるとのこと。
ガーデンズの中にいたら気温が分からないんだけど、わざわざ寒い中を出ていくこともないかと、手っ取り早いフードコートで食べることにした。
今日は特に何が食べたいなということもないので、フードコートの中を少し歩いて回ってみたら、食べたいものもあるでしょう。
ブラブラとメニューや写真を見ながら歩いていると、最近昼飯に米のご飯を食べていないなと、石焼きビビンバのお店にチェックを入れた。
そこですぐに決めてもよかったんだけど、一応他のお店のメニューも一通り見て回りましょうかね〜と歩き出したら、すぐ横の小さなテーブルに座っている若いんだろうママさんに気がついた。
若いママさん、赤ちゃんを抱っこしてご飯を食べてるんだけど、その胸元がね、オープンなのよ。
胸元を開けておっぱいを出して赤ちゃんにお乳をあげながら、自分もご飯を食べていたんです。
その姿があまりにも自然で、一瞬まさかこの時代に公共の場所でおっぱいを出して授乳している人がいるとは思わずにいたんだけど、頭の中で整理してみるとやっぱりさっきのはおっぱい(笑)
いや、でも、しかし、これは男の自分が見てはいけないと思って（この間約0.05秒(笑)）、足早にその場を立ち去るしかない。
さすがにわたしもこの状況では欲情もせず(笑)、
かといってさっき心の中で昼飯にと決めたメニューの石焼きビビンバのお店には、このおっさんおっぱいを見に戻って来たんじゃないかと疑われそうで戻れない(´･_･`)
しょうがないので、駅の反対側まで歩いて結局白いご飯は諦めてハンバーガーを食べたんだけど、あまり寒くなくてよかった(^-^)
こりゃしばらくは石焼きビビンバとは縁がないかもしれません(笑)

それにしてもあの場所で堂々とおっぱいを出していたから、若いママさん自身もあまり気にしていないのかもしれませんけど、こちらが気にしますので、できたらもう少し目につかない端っこの席で授乳してもいいんじゃないかと思うんですけどね〜(~_~;)

ごちそうさま。

何がだ！？(笑)