本物は長く残る

今年はTHE ALFEEデビュー４０年という節目の年であることは
このブログでも何度もお伝えしてきましたが、
それ以外にも・・・、

TM NETWORK（TMN） 　デビュー30周年
TOKIO　デビュー20周年
嵐　デビュー15周年

などのアーティストがアニバーサリーイヤーということで、
記念コンサートを開催したりメディアに登場したりされており、
どこかで目にされた方も多いかと思います。

そんな中、私が↓で採り上げた

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=206678751&owner_id=1527359

倉木麻衣嬢もデビュー15周年です。
記念アルバムのリリース、全国ツアーをされています。

17歳でリリースしたデビューシングル「Love, Day After Tomorrow」が
プロモーションとしてのTV出演もなく、更にはノンタイアップにも関わらず
売上140万枚（オリコン調べ）の新人としては異例の大ヒット。
1stアルバム「delicious way」は売上350万枚以上（オリコン調べ）。
デビュー自体が鮮烈でもありました。

一方で、所詮U多田ヒカルのパクリ・二番煎じじゃないかという
痛烈な批判があったり、父親が勝手に幼少期の映像を販売したり、
本人と直接関係のないところで話題になったりもしました。

しかし浮き沈みの激しい音楽界でソロでこれだけの長期の活動は
やはり立派だと思います。
毎年シングルをリリースし、全てオリコンTOP10に送り込んでいるところも
THE ALFEE同様、特筆すべき点です。

比較的順風満帆にやってきた１５年間だと勝手に思い込んでいたのですが、
一時期スランプに陥っていたこと、
伊勢神宮を訪れたのがスランプ脱出のきっかけになったこと、
そして、今スランプに陥っている人に曲を聴いて欲しいこと、
などなど包み隠さずに語っていたのが印象的でした。
スランプに陥っていたなんて想像もしていませんでしたし、
そういう姿を微塵も感じさせない心の強さがあるのでしょう。

そして、彼女がコンサートで毎回のようにやっている
入り待ち・出待ちのファンとの交流。
プライベートな時間を割いてやってるのだから本当に大変だと思いますが、
こういう姿勢がファンを惹きつけるのでしょう。

続けることは大変ですし、ファンや関係者、その他多くの人に対して
優しくなれないと不可能です。
そして、優しさの中に強さがある。
こうして本物は長く残っていくのだと、彼女の発言を聞いて実感しました。