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2014年12月01日16:46

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(レビュー)シェーンベルク:浄夜


(レビュー)シェーンベルク:浄夜

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 カラヤン(ヘルベルト・フォン)(アーティスト), & 5その他形式: CD
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%99%E3%83%AB%E3%82%AF-%E6%B5%84%E5%A4%9C-%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%83%BC%E7%AE%A1%E5%BC%A6%E6%A5%BD%E5%9B%A3-%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%A4%E3%83%B3-%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3/dp/B000M5B9N0/ref=cm_cr-mr-title

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この『浄夜』を聴かずにカラヤンを語るなかれ


投稿者 西岡昌紀


投稿日 2011/7/1



 シェーンベルクほど、若い頃とその後で作風が変はった作曲家は少ないだろう。劇画で言へば、山上たつひこが、初期の『光る風』から『ガキデカ』に作風を変へたくらい、シェーンベルクは作風を変えて居る。もし、シェーンベルクの後期の「現代音楽」を聴いてウンザリだと思って居る人が居たら、このCDに収められた『浄夜』をお聴きに成って見る事をお薦めする。「これがシェーンベルクか?」と驚く筈である。その『浄夜』の演奏で、私は、カラヤンのこの演奏が一番好きである。カラヤンの時代のベルリン・フィルの弦の厚みを味はって欲しい。マーラーの第九と共に、この『浄夜』を聴かずに、カラヤンを語ってはならないと思ふ。ベルクの抒情組曲も名演である。

(西岡昌紀・内科医/あじさいの咲く初夏に)







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