悲惨な事故があった事を残すなら慰霊碑で良い

風化？
この事故は風化するなどあり得んくらいの惨事だった。
ほぼ間違いなく、今後ずっと「ＪＲで起きた大事故のトップ10」に入り続けるだろう。
あとは「自分が覚えていれば良い」。
どれだけ悲惨な事故現場だったかは写真や映像でも解る。
現場を残す必要などない。

マンションそのまま残すって「自分の家族が事故死した場所」とかいって観光名所にでもしたいの？
私なら、まるで家族の不幸を晒してるみたいな気持ちになるけどなぁ。
「赤の他人にも悲しみを共有して欲しい」のかもしれないけど、遺族の悲しみや苦しみは遺族だけのものなんだよ。
良くも悪くも。

他人にしてみれば「あー、あれは大事故だったね………で、昨日ＴＶでやってた占いなんだけどー」という程度でしかない。
これから生まれ育つ人達にとっても、事故現場そのまま残してあっても「へー、昔はここで悲惨な事故があったんだ」で終わるよ。
つまり慰霊碑と大差ない。

他の、例えば旅客機墜落事故とかでも、こういう話題あったかなぁ？
でもまあ、こういうのは「遺族の気持ちの問題」であって「亡くなった犠牲者の為の話じゃない」からなぁ。
遺族当人はそうじゃないつもりかもしれんけど。

そして、それはそれで大事な事でもある。




まあ世の中には、（証拠ないけど）自分たちが被害者だったと「宣伝するため」に（何故か無関係な国で）慰霊碑を建てる連中もいる。


■遺族「ほっとした」「風化の一歩」　ＪＲ事故現場保存案
(朝日新聞デジタル - 11月30日 00:41)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3163665