メリー・クリスマス、ミスター大倉

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あれは、虫の知らせだったのだろうか？と、思ひました。



数日前の夜、病院で独りでピアノを弾いて居た時、本当に久しぶりに、「戦場のメリー・クリスマス」を弾いたのです。


そうしたら、その翌日、ジョニー・大倉氏が、亡くなって居た事を知ったのです。



『戦場のメリー・クリスマス』（１９８３年・大島渚監督）は、第二次大戦中の日本軍の捕虜収容所での日本兵と連合軍兵士の葛藤炉交流を描いた映画です。



この映画の中で、ジョニー・大倉氏は、連合軍捕虜を虐待した事を理由に、切腹を命じられる朝鮮人軍属を演じて居ます。



ジョニー・大倉氏は、自身が在日朝鮮人でした。その彼が、自身の出自を明らかにして間も無い頃、この映画に出演して、朝鮮人軍属の役を演じて居たのです。



（ジョニー・大倉氏と『戦場のメリー・クリスマス』について）
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http://blog.livedoor.jp/nishiokamasanori/archives/6211346.html



天国に行くには、早すぎました。



しかも、クリスマスも待たずに。



今頃、ジョニー・大倉氏は、天国で大島渚監督に再会して居る事でしょう。



そして、「バカヤロー！早過ぎるぞ！」と怒鳴られて居るに違ひ有りません。






２０１４年１１月３０日（日）



西岡昌紀（内科医）





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ジョニー大倉さん死去　62歳、肺炎
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ジョニー大倉さん死去　62歳、肺炎1498
2014年11月27日 10:56 日刊スポーツ


　ロックバンド、キャロルの元メンバーで、肺がんで闘病中だった歌手ジョニー大倉さんが、１９日午後５時５６分に肺炎で東京・広尾の日本赤十字病院で亡くなっていたことが２７日、分かった。６２歳だった。



　故人の遺志で葬儀などは近親者で済ませた。今後、お別れの会が検討されている。



　ジョニーさんは７５年のキャロル解散後は、ソロで歌手、役者として活動。昨年６月に肺がんで余命２週間の宣告を受けたが、抗がん剤治療を受けて今年３月に退院。４月には約１年ぶりにステージに立った。だが、再発して８月に再入院。抗がん剤治療を続け、来年のデビュー４０周年へ向けて年内の退院を目指していた。