札幌市が2026年の冬季オリンピック開催地に名乗りを挙げたことに関して、こういうニュースがネット上に流れている。
難しい20年東京との兼ね合い=札幌五輪招致で−JOC(時事ドットコム)
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2014112700840&rel=m
記事の内容はともかく、結びの言葉が気になってしまった。
>JOCは今後、こうした情勢を分析し、勝算を慎重に見極める方針。
>「30年大会招致への変更も選択肢」との意見も出ており、難しい対応を迫られる。
「こうした情勢」というのは、記事によれば、
・国際オリンピック委員会との人脈があるうちに立候補した方が有利。
→しかし、招致活動期間が、ちょうど2020年の東京オリンピック開催直前で人手が割けない。
・IOCが「既存施設の活用」を盛り込んだ五輪改革案を発表しており、既存施設が多い札幌は有利。
→しかし同時に欧米から強力なライバルが立候補してくる可能性もある。
ということらしい。
しかし、これらの条件は、「タイムテーブル」や「予測情報」が集まれば、あとは「機械的に判断できる」ようなことで、問題になってくるのは「難しい対応を迫られる」ことではなく、実際は「判断材料集め」の方ではないのか?
しかも加えて「2030年開催への路線変更」も視野に入れられるというのは、むしろ「好条件」であり、前述の「機械的判断」の幅が広がって楽になることはあっても、「難しくなる」条件ではないだろう。
この記事の「難しい対応を迫られる」という結びは、どうも「なんとなく雰囲気で書いちゃった」感が感じられてならない。^_^;
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